2009年1月11日(日)、少し旅の疲れが残っている感じでしたが、天気がよさそうなのでお手軽な高尾山〜陣馬山に行ってきました。
2003年元旦の高尾−陣馬はこちら。
朝、まだ暗い6時15分ころ、京王線高尾山口駅に到着。ケーブルの駅の電気はついていますが、当然まだケーブルカーは動いていない(と思いました)。いちおうヘッドランプは持ってきたのですが、安全な1号路(舗装道路)を登ることにしました。歩いているうちにだんだん明るくなってきました。
ケーブルカーの終点高尾山駅に着く直前にご来光(6時50分ころ)。駅前の展望がきくところに着いたときにはもう登ってしまっていました。残念。でも、都心のビル群が朝日を浴びてきれいに見えます。この日の空気の透明度はわりとよさそうです。
薬王院へ向かって歩き始めたら、後ろから人の声。あとでケーブルカーの時刻表を見たら、1月の日曜日は7時が始発(通常は8時始発)なのでした。いま、高尾山は大変な人気ですから。
頂上(599m)は7時半ころに到着。9日に降った雪が少し残っています。丹沢の山々がきれいに見えます。そしてその後ろには立派な富士山。さらにその横には南アルプスまでもが見えます。場所を変えると江ノ島、さらに目を転ずると筑波山も見えます。いっそこの日はここで停滞しようかと思いましたが、旅行で少し食べ過ぎていたので、運動しなければと小仏城山を目指すことにしました。北斜面降りていくと凍結していたので、途中でアイゼンをつけました。
小仏城山(670m)には9時15分ころ。既に頂上はにぎわっていました。ここも素晴らしい展望です。少し展望を楽しんだあと、小仏峠におり、今度は景信山を登ります。登り初めは少しきついのですが、それを我慢すると緩斜面となります。また、景信山の小仏峠側には雪がほとんど着いていないので、アイゼンをはずそうか迷いましたが、結局そのまま歩きました。
景信山頂上(727m)は10時15分ころ。この頂上にもかなりの人たちがいます。子どももいるグループがお餅つきをしていました。ちょっとうらやましい。臼とか杵は小屋の貸し出しサービスがあるようです。景信山からも、丹沢・富士山、都心、さらには大岳山などの奥多摩の山々もよく見えます。展望を楽しみながら、おやつ(おにぎり&味噌汁)の時間にしました。
11時ころ頂上を出発、陣馬山を目指します。景信山の陣馬山側は雪が結構積もっていました。明王峠は12時10分ころ通過。この辺は日当たりがよく、雪がとけてべとべとになっていました。この日の最高点、陣馬山頂上(857m)は12時50分。陣馬高原下から高尾行きのバスが1時間に1本、毎時40分なのでここでのんびりしようか、頑張って13時40分のバスにしようか迷いましたが(コースタイムでバス停まで1時間)、5分ほど写真を撮ってから、和田峠を通過しない山道(新ハイキングコース)をとって、13時40分のバスを目指すことにしました。これを使うと和田峠からバス停までの林道の中程に出ます(コースタイムでは和田峠経由でここまでの40分は変わらない)。残りの林道(コースタイム20分)は大急ぎ。無事13時35分ころバス停に着いたので、目的のバスに乗ることができました。
高尾では北口の玉川亭というお蕎麦屋さんで一人打ち上げ(天ざる(1,200円と地酒の高尾400円)。予想よりも時間がかかってしまいましたが、今年最初の山行を締めくくりました。
2写真はクリックすると拡大します。戻るときはブラウザの“戻る”ボタンをお使いください。
朝日を浴びる都心の超高層ビル群。 | 丹沢の山々と富士山。 | 大室山(大群山)。 | 塔が岳。 | 大山。 |
滝子山(右端)の左側に南アルプスの山々(農鳥岳〜蝙蝠岳、塩見岳も見えているはず)。 | 富士山。拡大はこちら。 | 江ノ島。 | 城山から見る筑波山。 | 景信山から見る小仏城山。背後は仏果山などの丹沢北東端の山々。 |
大岳山。 | 真ん中の少し上に西武ドームが見えます。 | 景信山頂上を振り返ります。 | 景信山を少し降りたところから見る奥多摩の山々。 | 陣馬山山頂から見る関東平野。 |