筑波山

  つくばには何回か行ったことがありますし、筑波山もケーブルカーで上まで行ったこともありますが、登ったことはありませんでした。この季節はスギの花粉が怖いのであまり山には行きません。でも、思いきって行ってみました。ケーブルが動き出す前に登ってしまおうと思い、5時20分ころ自宅を出て、外環道〜常磐道経由で筑波神社側の駐車場には8時ころに着きました。ケーブルの始発は9時20分でした。

 駐車場からおみやげ屋さんや旅館が建ち並ぶ道を10分ほど歩くと巨大な筑波神社です。その先でケーブルカーの駅と登山道(御幸ガ原コース)が分岐します。ここからはケーブルカーの横を急登。結構大変。ケーブルの終点に着いたのは9時25分ころでした。ケーブルの第一便と同じくらいになってしまいました。ここにはいまでは珍しくなった回転展望台があります。15分で1回転ということなので結構速いです。コリオリの力の実験ができる? もっともお客が多くないと回さないそうです。

 まず男体山(870m)を目指します。頂上は9時半ころ。男体祠と巨大な筑波測候所(もと高層気象観測所)があります。ただ春霞で展望がまったくありません。独立峰のためか強風も吹いています。登山道は森の中で風もなかったのですが、ここは寒い。頂上のまわりには1周70分という自然観察路あるのですがパスしました。

 御幸ガ原のお土産屋さん街(?)を通過して、今度は女体山に向かいます。こちら側には新装なったロープウェイが通じています。そろそろそれらしき観光客も登場し始めました。女体山への途中にはカタクリの群落があるのですが、まだ葉っぱだけでした。

 女体山付近は電波塔が林立しています。中には警備が常駐している航空管制塔もありました。頂上は10時ころ。女体山(876m)の方が岩峰なので展望が優れているようです。でもこちらも春霞で強風。早々に下山することにします。

 下山はロープウェイの麓駅(つつじヶ丘)方面に下ります。初めは結構急な下り。大きな岩もあり、もと(今も?)信仰の山らしく、それらしい名前が付いています。弁慶の七戻りという名前が付いた(由来?)の先の茶店で、つつじヶ丘に降りる道と、神社に降りる道に分かれます。神社への下山路は白雲橋コースというらしいです。道が分岐してからは、下りもゆるくなります。つつじヶ丘からの巻いてきた道(迎場コース)との合流点(酒迎場)についたのは11時15分ころでした。駐車場に戻ったのは11時半ころでした。

 筑波山については、経済産業省産業技術総合研究所地質調査総合センターの記事も参照。

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筑波神社の階段。左に男体山が見えます。 ケーブルカー終点隣のコマ回転展望台。 男体山山頂の祠。 春霞で展望はありません。 女体山を望みます。
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筑波山といえばガマです。これは女体山山頂近くのガマ石。 女体山頂上からロープウェイを見ます。 三角点は女体山の方にありました。 今度は男体山を望みます。 駐車場から。筑波山は双耳峰です。左が男体山、右が女体山。

2004年4月記

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