2006年12月7日、天気はそれほどよくありませんが、塔が岳〜鍋割山をめざしました。
丹沢は数十年ぶり。何となく東名高速までが遠いというイメージで敬遠していました。タンザニアに一緒に行った方から、鍋割山がよかったという話を伺ったので、登る気になりました。
朝5時15分ころ自宅を出発。表丹沢県民の森をカーナビにセットして、その指示通りに東名から丹沢をめざします。鍋割山にお手軽に登れる西山林道をめざしますが、入り口がよくわからない。一度違う林道に入りかけてしまいました。今度は須賀神社を目標にして、ようやく西山林道に入ります。すれ違いもできない細い道(すれ違いスペースもあまりない)、初めは簡易舗装ですが、人家が途切れるとダート路になります。林道終点の二俣の駐車スペース手前では小さな沢(浅い流れあり)も渡らなくてはなりません。駐車スペースに車を止めたのは7時半ころでした。ミニ四駆が1台止まっていました。
おにぎりを食べたり、身支度を調えたりして、7時45分ころ出発。大倉尾根から塔の岳をめざします。ところどころ急登を繰り返し、大倉尾根と合流する堀山の家は9時ころ。ここからもまた急登。少し雲がかかっていますが、富士山がよく見えます。シカもいました。花立山荘は9時45分。相模湾がよく見えます。鍋割山稜の金冷やしは10時10分。ここで右の道をとり、塔の岳をめざします。植生再生のたため両側にロープ、さらに一部木道にもなっています。
塔の岳頂上(1491m)10時30分でした。頂上の一角には巨大な尊仏山荘があります。景色はとてもいいのですが、風が強くてすごく寒い。風が直接当たらないところを探して、パンとテルモスのお湯でカフェ・オレ(インスタント)の昼食(おやつ)。ガスが流れはじめて、あっという間に展望がなくなってきました。寒いし、展望もないので、11時前には鍋割山をめざして出発です。
鍋割山稜は少し登りもありますが、快適な道です。ただこの日はときどきガスに巻かれます。少し雪も残っています。この季節、下で雨が降ると上は雪になるようです。初めのうち、鍋割山稜も木道があります。少し疲れが出始めますが、鍋割山荘が見えてくればもう近い。12時過ぎに山荘に到着。通年営業しているという山荘の名物は鍋焼きうどん(980円)です。もちろん頼みました。あとTシャツ(2400円)も購入。鍋焼きうどんはボリューム満点でした。
少しのんびりして、12時40分に下山開始。ひたすら下り、後沢乗り越しで左に折れ、沢まで下れば、もうすぐ林道(一般車は入れない)です。林道到着は13時45分。たぶん鍋割山荘の方の四駆が止まっていて、道路脇にはボランティアに運び上げてもらう水入り2Lペットボトルが沢山並べてあります。これを知っていたので、水を運び上げていない手前、鍋焼きうどんを注文するには少し後ろめたい気もありました。
あとは林道歩き。14時ころには二俣の駐車スペースに戻りました。車は増えていませんでした。結構人に出会ったのですが、ここからの大倉までの長い林道を歩く人も多いようです。14時15分ころ駐車場を出発。東名経由で帰宅は16時10分ころでした。丹沢は意外と近かった。
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大倉尾根堀山の家付近から | シカがいました。 | 塔の岳頂上(1491m) | ガスに煙る鍋割山稜。 | 鍋割山稜の木道 |
鍋割山荘が見えます。 | 鍋割山荘特製鍋焼きうどん | 鍋割山荘です | 下山途中、鍋割山稜を振り返ります。 | ボランティアに運び上げてもらうための水入りペットボトルです。 |
2006年12月記