2006年5月21日、5月だというのに雨模様の日が続いていた、そのようやくの晴れ間、笹子〜初狩の北にある滝子山を目指しました。2011年9月9日はこちら。
朝、3時半過ぎに自宅を出発。途中のコンビニでおにぎりを仕入れます。中央高速の大月ICで降り、JR中央線笹子駅に着いたのは5時前。駅前の駐車スペース(月極駐車場でないところ)に車を止めます。
身支度を調え、5時5分くらいから歩き始めます。まず国道20号(甲州街道)沿いに20分ほど戻ります。吉久保入り口というところで20号と別れ左に入ります。中央高速をくぐり、集落の外れの神社横から林道になります。といってもまだ長い舗装道路。でも登りはきつい。
林道はまだ続きますが(大鹿峠方面に伸びている)、道証地蔵というところからようやく登山道になります。6時5分になっていました。沢沿いの道で、沢は結構急流。最近の雨のせいか水量も多い。小さな滝が連続します。登りもきつい。滑滝と少し大きな滝があり、また大きな滑滝があります。その後沢と別れて尾根を目指します。急登。でも、尾根に出ると傾斜が緩くなります。
大谷ヶ丸への分岐(登山地図では作業道)藪下は8時、大谷ヶ丸から尾根伝いに来た道との合流が8時15分。鎮西ヶ池(といっても小さな水たまりと祠)は8時20分。少し行くと、初狩方面への下山路と、滝子山頂上に向かう分岐に出ます。8時25分ころになっていました。
ここからまた急登です。頂上から降りてきた人とすれ違いました。頂上は8時半。ここの標高は1620mだそうです。一部木に遮られていますが、展望はいい。大月市の富嶽12景にも選ばれているそうですが、この日は空気の透明度が悪い。三つ峠の後ろにようやく富士山が確認できる程度です。
ともかく、お湯を沸かして大休止。おにぎりの昼食(朝食?)です。頂上付近はツツジの名所らしいのですが、この時期はまだ少し早かったようです。
独り占めの頂上を楽しんだあと、9時10分ころ下山開始。先ほどの分岐を少し行ったところに三角点1590mがあります。地図にはこちらの標高が書いてあります。ここからまた急降下。途中で男坂と女坂に別れます。膝に優しそうな女坂を選びます。ようやく初狩方面から登ってきた人に会います。この後何人(何組)かに会いました。
男坂と合流して少し行くと檜平。全体に樹林の中を歩く滝子山ですが、頂上とこの檜平は展望があります。ここからも三つ峠と富士山が見えました。このあとの尾根は傾斜も緩くなり、楽しい山道。
10時ころに尾根を別れ、ここからまた沢へ急降下。沢に降りてしばらく行くと林道終点に出ます。10時50分ころでした。林道を少し行くと駐車スペースがあり、車が2台止まっていました。また林業関係者でしょうか、松食い虫の被害を調べていました。道路には「倒木の危険があるので注意」という看板も出ていました。
舗装道路になった林道を降り、集落を抜けて初狩駅に着いたのは11時半ころ。11時52分の電車で笹子駅に戻ります。駅の近くの笹子餅屋さんと地元の蔵元の立ち寄り、おみやげにゲットして帰宅の途につきました。
全体に登山道は整備されていて、道標もしっかりしています。地元の小学生が集団登山するようで、少し滑りやすいところとか、登山道が谷側に崩落している箇所はロープが張ってあったりしました。
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登山道入り口。 | 小さな滝が連続する沢沿いを登ります。 | 最後の滑滝。 | 鎮西ヶ池。 | 頂上で記念写真。 |
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頂上から三つ峠と富士山。 | 頂上のツツジはまだつぼみ。 | 新緑の登山道。 | ここで尾根を別れて沢へ急降下。登山者が一人休んでいます。 | 木漏れ日の登山道。 |
2006年5月記