2016年1月19日、富士山を見に高川山へ行ってきました。
2008年1月28日の高川山はこちら、2008年2月5日はこちら、2008年12月16日はこちら、2010年1月29日はこちら、2012年1月27日はこちら、2013年5月4日はこちら、2014年1月12日はこちら。
例により、6時14分高尾発松本行き普通列車に乗ります。これまでボックスシートの列車だったのに、ベンチシートの電車に変わっていました。初狩で身支度を調え、7時20分ころに出発です。出だしの中央線をくぐるところが凍結していそうで、初めからアイゼンをつけました。でも、融雪剤をまいているのか、全然凍結していませんでした。人家があるところまでは除雪してあります。でもその先はそのまま、林道は雪が深くて大変でした。それでも先に一人先行している人がいるので、少し気が楽です。
先行者は玉子石コース(沢コース)をとったようです。そちらはさらに雪が深いと思い、女坂コースにしました。ここからは一人旅。男坂との分岐までは何とか登ってきました。この雪での急登は避けたかったので、女坂へ入ります。ただ、ますますルートがわかりづらい。なんとかそれらしきものをたどります。ヤマドリが現れたのですが、写真を撮る余裕がありませんでした。かろうじてたどったルートが、崩壊した沢を横切るところで途絶えます。高巻きにしようと沢の横を登りますが、向こう側に渡るいい場所がなかなか見つかりません。いっそこのまま登ってあるはずのルートに出ようかと思いましたが、斜面が急なのであきらめ、少し戻って沢を渡りました。そのまま横へ移動したら、ようやくルートらしきものと合流できました。稜線が見えているので、そのまま行ったら玉子石からのコースと合流できました。つまり、先行者の足跡と合流できました。
ここからも結構大変、雪が想像以上に深く、また積もったままで柔らかく脚が深く潜ってしまうのです。こうした中での、結構急斜面のトラバースです。渡るのに苦労した沢の上部に出ました。ここは補助ロープがはってあり、ルートがきちんとわかります。先行者がようやく見えてきて、男坂との合流地点の先で追いつきました。そこからは先頭を交代して登ります。
11時にようやく頂上(975.7m)到着しました。苦労した甲斐がありました。期待通りの素晴らしい展望です。写真や動画を撮ったり、またカップラーメンを食べたりと少しのんびり。一緒に登ってきた方と雑談などもします。
先行者は一足早く下山しました。田野倉に向かうそうです。苦労して登ったし、なによりも展望が素晴らしいのでなかなか下山する気になれませんでした。それでも、12時ころに下山開始。途中までは先行者の足跡があります。禾生(かせい)の分岐からはまた一人旅。こちら側はルートの赤テープが頻繁にあるので、わかりやすい。でも、相変わらず雪が深くて大変です。南斜面なので、雪は少ないだろうと思っていましたが、かえって北斜面よりも多いくらいでした。
13時半ころようやく林道に出ました。でも、平らな面に斜面から雪が落ちて溜まるようで、かえって雪が深くなりました。かなりくたびれたころ、どうしようかと思ったころやっと人家のあるところまで来ました。ここから先の道は除雪してあります。これで一安心。集落まで降りたら、地元の人に「こんな時に頂上まで行ったのですか、(物好きに)」と言われてしまいました。まあ、確かにそうです。
15時前に禾生駅に到着。いつもなら、11時27分の高尾駅直通に間に合うのですが、今日はものすごく時間がかかりました。電車は15時15分大月行きです。装備を解いてちょっと一息。あと、富士急もICカードOKになっていました。大月での乗り換えが楽になりました。これまでは6時14分高尾初のJRに乗って、大月発6時53分に乗るには2分の時間しかなかったのです。
大月から高尾行きは15時47分、思いがけずこちらはボックスシートでした。高尾では、例の北口前にある「注文の多い料理店」玉川亭に行こうかと思ってホームから覗きましたがシャッターが閉まっています。前回木曜日のときもそう、今回は火曜日で曜日が違います。店を閉じたのかな。 南口の「たまの里」で打ち上げとなりました。
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2016年1月記