2008年1月28日、大月近くの高川山へ行ってきました。
(2月5日の高川山はこちら、12月16日の高川山はこちら、2010年1月29日の高川山はこちら)
例により、6時14分JR高尾発松本行きに乗り、7時ころ初狩駅に到着。降りたのは2人組のパーティのみ。滝子山へでも登るのかな。駅改札を出て、すぐに右に曲がり、線路をくぐって道標に従って林道に入ります。最後の人家にいた犬が道案内をするかのように先導してくれます。でも、縄張りでもあるのか、林道の途中で引き返していきました。
登山道の入り口は7時半ころ。さらに林道を行くと沢コース(玉子石ルート)ですが、ここから新ルート(男坂・女坂コース)に入ることにします。少し雪があります。凍結しているところもあったので、簡易アイゼンを付けました。男坂・女坂の分岐は8時10分ころ。優しそうな女坂を使うことにします。再び男坂と合流したのは8時45分。木々の間から富士山が見事に見えます。
頂上(957.7m)は9時。すばらしい富士山ばかりか360°の大展望。ただ残念ながら青空ではなく、空が薄い雲に覆われています。頂上には主みたいな犬がいました(下山後、地元の人が数年前から住み着いているといっていた。登山者が分けてくれる食料を期待しているようだ)。まずあちこちの写真を撮り、それからお湯を沸かして大休止。カップラーメンやお茶の時間にします。結局1時間近くいました。
記念写真を撮って、9時55分下山開始。いろいろな下山路が選べますが、空が青くないので、一番早そうな禾生(かせい)に降りることにしました。尾根伝いに大月に降りる道と分かれ、斜面を九十九折れに降り、その後道は沢沿いになります。林道に出たのが10時半。しばらくすると人家が出てきます。
空を見上げると、太陽が暈をかぶっていました。また、ウグイスやルリビタキも見ました。結局、この日は山の中では誰にも会いませんでした。禾生近くからの富士山もなかなかいい。
駅に着く直前に、高尾行き直通(禾生は11時29分)が…。次の12時4分発大月行きまで待つことになってしまいました。禾生ではJR直通の切符は買えますが(大月まで290円、高尾まで860円)、裏面が磁気式でないので係員のいる改札でしか出ることができない切符です。
大月を12時30分の高尾行きに乗り、高尾まで。高尾でお蕎麦&お酒でおなかを満たしてから帰宅しました。
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JR中央線初狩駅。 | 朝日を浴びる滝子山。 | 登山道入り口。 | 雪の道をひたすら上ります。 | 背後は南アルプス間の岳、鳳凰三山、甲斐駒。 |
高川山頂上(975.7m)から見る富士山。 | 例により、頂上を拡大してみました。 | 御正体山。 | 倉岳山、高畑山、近くは九鬼山。 | 頂上の主? |
頂上で記念写真。 | 雪の下山路。 | 高層雲(巻層雲?)がつくる暈。その上の飛行機雲が高層雲に影を落としています。 | かろうじてルリビタキの後ろ姿を撮ることができました。 | 禾生駅に大月行きの富士急が入ってきました。 |
2008年1月記