2014年6月16日平標山に行ってきました。2013年9月22日、2012年6月15日、2009年6月19日、2006年6月18日参照。
前日の6月15日(日)の昼過ぎ、自宅で昼食を済ませ、12時半ころに自宅を出発しました。関越道に乗るには練馬ICにしようか、圏央道経由にしようか迷いましたが、結局圏央道経由にしました。しみずトンネルに近づくと、谷川岳の雪がまぶしく光っています。湯沢ICで降り、まっすぐ元橋の駐車場に向かいます。ICを出て近くにあるセブンイレブンでおにぎりとビールを調達しようとしたのですが、おにぎりが100円セールをやっていたためか、売り切れでした。うどんに変更しました。駐車場には16時ころ到着。駐車場の入り口には珍しく管理人がいました。500円の駐車料金を支払います。この日は駐車場は大混雑、大勢の登山客が山に入っていたいたようです。それらの車もだんだん減って、逆に新しく3台ばかりが夜を過ごすために入ってきました。この日は家を出るときに、車の後ろで寝る体制を作っておいたので、現地ではのんびりです。ビールを飲みながら、持参した本を読んでしばらく過ごします。18時ころにはうどんも食べ、19時にはシュラフに入って寝てしまいました。
起きたのは3時前。山の麓での車中泊は性に合っているらしく、8時間近く寝ていました。昨日のうちに沸かしておいたお湯でカップラーメンの朝食をとり、車内を整理し、まだ少し暗い4時に出発です。第1目標は柏崎刈羽からの電気を運んでいただろう巨大鉄塔です。ここまでは急登の連続、鉄塔に着いたのは5時15分。少し休んで出発です。松手山までは急登が続きます。ここからは少し楽になります。それでも所々は急登。さらにあれが平標山かと見えるピークはそうではなく、平標山はさらに奥にあります。途中先行する登山者を一人追い抜き、7時25分に平標山(1983.7m)に着きました。写真を撮ったりして少し休みます。
この日は天気もいいの、仙ノ倉山まで行くことにしました。はじめは階段の下りです。あたりはハクサンイチゲとハクサンコザクラの群落です。ただ、満開になるのはもう少し後のようです。望遠レンズをカメラに付けて歩くことにしました。望遠マクロとして使うつもりです。
仙ノ倉までは、まずいったん下り(このあたりがお花畑)、後はいくつかの小ピークを通過して、約1時間の道のり、頂上(2026.2m)には8時30分着きました。この日は360°の大展望です。頂上を独り占め、存分に展望を楽しんだ後、平標山に戻ります。だんだん人とすれ違うようになりました。平標山真下のベンチで大休止、行動食として持ってきたパンを食べます。頂上に戻ったのは9時50分。そのまま平標山の家に向かって降ります。こちらの斜面にはあまり花はありません。それでもイワカガミはたくさんありました。山の家には10時30分に到着。
山の家で少し休んで、10時40分下山開始。最初はブナの森、これが針葉樹に変わると林道も近い。林道に着いたのは11時25分。ここから駐車場までは結構長い。一般車の通行止めゲート脇にある水場は前回壊れていましたが、復旧していました。また、林道も完全に復旧していました。また、別荘地を迂回する登山者用の小道も復活していました。少し歩きにくいですが、アスファルト道よりはましです。また、この道ではギンリョウソウが見られます。
駐車場に戻ったのは12時25分、出発してから8時間半近くかかりました。帰りは、近くにある宿場の湯で汗を流し、併設している「うらじろ」でトムヤンクンラーメン(850円)を食べました。いかにもタイ風、香草が効いています。そしてとても辛い。13時40分ころ宿場の湯を出て、湯沢ICから関越道に乗り、中央道が事故渋滞という情報が入ったので、そのまま練馬ICまで。自宅近くのGSで燃料を補給して、家に戻ったのは18時前でした。
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GPSによる高度(登山道入り口から平標山の家まで)。
2013年9月記