平標山(たいらっぴょう)と仙ノ倉山2012

 2012年6月15日平標山と仙の倉山に行ってきました。前回(2009年6月19日(金))、前々回(2006年6月18日)。

 前日の6月14日(木)の15時過ぎにに職場を出て、首都高、環八経由で関越道に入り、関越道湯沢ICで降ります。元橋の駐車場に入るころには暗くなってしまうだろうと思って、高速PAの食堂で夕食をとってしまいます。

 例により湯沢ICを出て、国道17号(三国街道)を右に曲がって少し行ったところにあるコンビニで食料を調達したあとは、ひたすら国道17号脇の元橋駐車場をめざします。湯沢IC入り口を通り過ぎたところにもセブンイレブンがありました。

 元橋駐車場(500円)についたの19時過ぎ。広い駐車場には車が数台。1台だけ人がいて、夜を過ごすようです。バーナーとガスボンベは持ってきたのですが、着火用ライターを忘れていました(バーナーの自動着火装置は不良)。でも、車のシガーライターで火をつけることができました。翌朝用のお湯を沸かして、テルモスに入れておきます。また、ヘッドランプも忘れました。こちらはランタンを持ってきたので問題ありません。少しくつろいで(ビールを飲んで)、8時ころには寝てしまいました。

 3時半起床。まだ暗い中、昨日湧かしておいたお湯で味噌汁をつくり、おいなりさんの朝食。そうこうしているうちに車がやってきました。ヘッドランプが必要なくなった4時10分ころ出発しました。天気はいいようです。

 まず第1目標の巨大鉄塔(柏崎刈羽原発からの送電線)をめざします。鉄塔までは急登です。鉄塔で長袖シャツを脱ぎ、Tシャツとベストスタイルになります。鉄塔からは急登も少なくなり、だいたい緩傾斜の尾根道です。松手山で後ろを振り返って苗場山を撮りました。頂上近くは植生を保護するための木の階段が多くなります。たしかにまわりには高山植物がたくさん見られるようになります。

 平標山山頂(1983.7m)に着いたのは7時25分ころ。すでに4人ほどのグループがいました。遠くは霞んでいますが、展望がすばらしい。ただ、4人組のうちの一人(女性)が大声で電話をしているので、それが終わるのを待ってからビデオ撮影となりました。ここから、仙ノ倉山を目指します。少し急なところもありますが、基本のどかな稜線歩きとなります。途中には高山植物がたくさん見られます。途中戻ってくる人二人とすれ違いました。8時20分ころ、仙ノ倉山(2026.2)に到着。ここも展望がすばらしい(遠くは霞んでいます)。案内板と照らし合わせて、山を見てもわからない山が多い。そのうち、谷川岳の方から一人、平標山の方から一人やってきました。

 しばし撮影してから、平標山に戻ります。帰りはところどころで立ち止まったり、平標山下のベンチで休んだり(行動食を食べたり)とのんびりと歩きます。9時30分ころに平標山に戻り、そのまま平標山の家を目指して降り始めます。階段が多い。途中、登山道にまだ雪が残っているところもありました。山の家は仙ノ倉を目の前に見る絶好の位置にあります。

 平標山の家から平元新道を降ります。山の家から樹林帯に入ります。途中、山の家の人らしき人(道の整備をしていたようです)を含め、数人とすれ違いました。

 林道に出たのは10時50分でした。ここからはち1時間弱の林道歩きになります。別荘地前からは、別荘地を避けるために作られた登山者用を使います。駐車場に戻ったのは、11時45分でした。

 久しぶりの長い(7時間半超)行程でした。早速お湯を沸かしてカップラーメンの昼食です。駐車場を出るときに、駐車代とトイレ使用料のつもりで1,000円料金箱に入れてきました。

 帰りは三国峠を越え、細い道を戻るような形で「法師温泉(長寿)」(1,000円)に行き、温泉に浸かってきました。法師温泉は、かなり古いですが、国鉄時代のフルムーンの宣伝(上原謙と高峰三枝子)で使われた温泉です。

 13時半ころ、法師温泉を出発し、月夜野ICから関越道、さらには圏央道、中央道を使って、17時過ぎには帰宅しました。圏央道は意外と車が多いという印象でした。

  動画をyoutubeにアップしました。サムネイル画像をクリックすると動画が再生されます。

登山編。約2分半。
平標山〜仙ノ倉山稜線漫歩編。約3分半。
下山編。約3分半。

2012年6月記

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