2014年5月9日、1年ぶりの高尾−陣馬のフル縦走でした。
2003年元旦の高尾−陣馬はこちら。2009年1月11日はこちら。2011年11月3日はこちら。2013年4月19日はこちら。
例により、始発電車で京王線高尾山口に到着。ケーブルカーの清滝駅前のベンチで身支度を調え、6時半ころに出発。この日は、涼しそうな沢沿いの6号路を登ることにしました。途中に水行場である琵琶滝がありますが、琵琶滝コースと称する6号路からは少しずれたところにあります(6号路からは目隠しもあって滝がよく見えません)。途中、稲荷山コースへの分岐あたりから、沢の中を歩くような所も出てきます。最後の3号路と出会う前が、階段の急登になります。ここを我慢すれば頂上も近い。高尾山の頂上(599m)には7時50分ころ着きました。この日の頂上は人もまばらでした。
頂上から都心方面は霞んでいましたが、丹沢や富士山はよく見えました。ひとしきり展望を楽しんだあと、城山(小仏城山)に向かいます。最初は急降下です。降りきったところに「これより奥高尾」の柱が立っています。ここから少し登ってもみじ台、また下って登り返すと一丁平です。もみじ台からは見えた富士山も、ここに来たときには雲が隠してしまっていました。その先、城山への登りの道は整備中、階段になったり、ぬかるみそうな所は石を敷いたりという作業をしていました。このメインルートは、どんどん道が整備されていきます。
城山(670m)には9時に到着。茶店も営業しておらず、閑散とした山頂でした。ここは少し写真を撮っただけで、そのまま通過しました。小仏峠近くは急降下となります。小仏峠を越えると又急登、でも我慢して登ると少し楽になります。でも、東面の木々が伐採されたあたりから景信山頂まで再び急登。
景信山(727m)には9時50分に到着。ここには景信茶屋と、より頂上に近いところのかげ信小屋の二つの茶店があります。景信茶屋側のベンチ・テーブルを借りて、おやつのカップラーメンをつくります。ラーメンがができるまで、相模湖方面の写真を撮ります。ラーメンを食べながらのんびりしていたら、遠足の小学生が登ってきました。
10時25分ころ、景信山を出発。少しくだったところで、小さなヘビがトカゲを飲み込もうとしている場面に遭遇しました。あと、陣馬山までは、基本的に巻き道を使いました。なので、堂所山もパスです。明王峠は11時25分ころ通過して、そのまま陣馬山をめざします。このころからだいぶ雲が出てきて、日が陰ることもあるようなりました。
陣馬山(854.8m)にはちょうど12時に到着。去年より30分遅れ。やはり歩く速さがどんどん遅くなっています。陣馬高原下発のバスは毎時25分、このところ下りにかなり時間が掛かるので、13時25分のバスに乗るのなら、あまり頂上でゆっくりできません。少し休んだだけで、和田峠への階段道を降りました。これが辛い。でも、和田峠から陣馬高原下までの林道(舗装路)の方がもっと辛かった。このところ使っている陣馬新道が急降下で辛いので、この日は林道にしたのですが、こちらも辛かった。膝に響きます。
ようやく陣馬高原下バス停に到着したのは、13時15分。25発のバスには余裕で間に合いましたが、前回よりも45分も遅い。う〜ん、悲しい。
高尾駅では恒例、(これやこれやこれなど注文の多い)玉川亭で一人打ち上げ。この日はつけとろさんさい(1080円)、地元の冷や奴(380円)、氏照300mL冷酒(920円)でした。
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