2009年8月24日・25日、南アルプス北部にある甲斐駒ヶ岳と千丈ヶ岳を目指しました。じつは30年ほど前、同じように甲斐駒と千丈を目指したことがあります。このときは両日とも雨、1日目の甲斐駒ヶ岳はかなり激しい雨で、たしか仙水峠までも行けずに撤退、2日目も全日雨の中を、それでもいちおう仙丈ヶ岳は登りましたが、どこをどう歩いたかの記憶もありません。それよりも、カメラを雨に濡らしてしまって壊してしまうという苦い経験もあります。今回はそのリベンジです。
(1) | 1日目 入笠山から戸台口、北沢峠まで |
(2) | 2日目 甲斐駒ヶ岳 |
(3) | 3日目 仙丈ヶ岳 |
(1) 1日目(8月23日(日)) 入笠山から戸台口、北沢峠まで
高速道路公団の渋滞予測を見たら、23日の中央高速の下りでは8時〜11時の間に最大23kmと出ていました。そこで思い切り早く、5時前にうちを出ました。近くのコンビニで2日分の昼食などの買い出しをして、高速に乗ります。芦安から広河原経由で北沢峠を目指すか、戸台口から北沢峠を目指すか迷うところですが戸台口から入ることにしました。
戸台口までの経路として、カーナビは伊那経由を指示しますが、それではおもしろくないので、入笠山から黒河内林道を使って直接戸台口(仙流荘)を目指すことにしました。こちらの方がたぶん近道でもあります。
諏訪南ICで高速を降りて、入笠山に着いたのは7時15分ころ。天気もいいし、翌日からのウォーミングアップもかねて、入笠山を登ってみることにしました。駐車場から20分ほどで登れるお手軽な山のわりには、360°の大展望が得られる山です。このあたりも鹿害がひどいらしく、牧場は金網で囲われていました。山に登るには、自分で入り口を開けて登ります。老若男女がお手軽に来る山なので、以前はなかった岩場迂回コースというものまでできていました。岩場というほどのものではないのですが。
頂上(1955m)からの展望は期待通りでした。関東山地−八ヶ岳−美ヶ原−北アルプス-乗鞍−御岳−中央アルプス、さらには南アルプスの千丈−間ノ岳−甲斐駒−鳳凰三山、そして富士山の360°すべて見えます。面倒だったので、望遠レンズ(最大35mmフィルムカメラ換算400mm)を車に置いてきたしまったのが少し失敗。でも2倍のテレコンバーターで35mmフィルムカメラ換算240mmで撮影できました。名残は尽きないのですが、この日は後があるので頂上から降りることにしました。頂上の滞在を含めて45分くらいの散歩でした。
入笠山から戸台に抜ける黒河内林道は、まず入笠牧場を通り抜けます。ゲートは自分で開け閉めします。黒河内林道は小黒川沿いにゆったりと下るダートの道です。ダートといってもほぼフラットなので、対向車にさえ気をつければ楽しく走れます。15kmほどの林道の終わりの方は舗装路になります。ここをそのまましばらく走ると、北沢峠に向かう登山者用の巨大な駐車場に着きます。車で来た人の北沢峠へのバスの起点は戸台口ではなく、仙流荘脇になります。戸台と広河原を結ぶ南アルプススーパー林道は一般車(自転車も)通行禁止なので、北沢峠に向かう登山者(観光客も)はすべてバスを利用することになります。
15時のバスに乗る予定でしたが、9時半前に着いてしまったので、10時のバスに乗って北沢峠に向かうことにしました。いちおう時刻表はありますが、それ以外でもお客さんが溜まると随時バスを出すようです。仙流荘から北沢峠までは1,100円(+荷物代200円)です。片道という訳にいかないので、復路の切符もここで購入しました。バス乗り場の屋根裏にはツバメが巣を作っていて、親鳥が4羽の雛にせっせと餌を運んでいました。
30人ほど乗れるマイクロバスはほぼ満員。ワンマンバスの運転手さんがガイドもしてくれます。この日は視界が良好で、眼前の千丈、甲斐駒−鋸岳はもちろん、木曽駒などもよく見えました。また、ちょうど中央構造線を横切る場所ではその説明までもありました。
1時間程度で北沢峠(2030m)に到着。ここは広河原からのバスの終点でもあります。最近の山小屋は予約が必要なようなので、バス停に一番近い長衛荘(旧長谷村村立、現伊那市市立)に決めておきました。なにしろ、2泊の予定なので登山用のザック+その他のダッフルバックという荷物なので。カウンターで料金(1泊2食8,000円)を支払い、寝る場所を決めます。連泊ということで、しかも早い時間に着いたので優遇されたか、隅の場所(脇に空きがあるので荷物を置くのに便利)をとることができました。前日までは団体も入っていて大変な混みようだったそうです。たしかに、大手旅行業者のツアーの2団体のツアー客の荷物が置いてありました。この日の個人客の寝場所は一つおき(畳1畳程度)なので楽々です。
まだ早いので、少しあたりを散歩します。まず翌日のルートの下調べ。駒仙小屋あたりまで出かけます。小屋近くの天幕場は満員状態でした。帰りは2カ所ある展望台に。バス道から数分から5分程度で展望台です。この日は北岳がよく見えました。
長衛荘に戻り、バスを待っている間おにぎりは食べていましたが、おなかが空いていたので小屋名物というチキンスープカレー(900円と生ビール700円)を頼みました。あとは17時の夕食まで、本を読んだりごろごろして過ごしました。朝早く出たので、夕食の後横になっていたら19時前には寝てしまったようです。
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入笠山登山道入り口。 | これが「岩場」。鎖が垂らしてあります。子供たちは喜ぶかも。 | カワラナデシコ。 | ウメバチソウ | ヤマハハコ。 |
ハクサンフウロ。 | 南アルプス最北端の入笠山(1955m)。後ろの槍−穂高の拡大はこちら。 | 甲斐駒ヶ岳−鋸岳。後ろは間ノ岳。 | 八ヶ岳主峰群。 | 諏訪湖と後立山連峰。 |
中央アルプス主峰の木曽駒ヶ岳と宝剣岳。千畳敷のカールも見えます。 | 御嶽山。 | 乗鞍岳。旧コロナ観測所も見えます。 | 関東山地。金峰山のオリベスクも見えます。 | 笠雲がかかる富士山。 |
マツムシソウ。 | アズマギク。 | ツリガネニンジン。 | 黒河内林道入り口のゲート。 | 黒河内林道。 |
仙流荘。 | 北沢峠行きのバス乗り場。 | 首を一杯に伸ばし、大きな口を開けて親鳥にアピールする雛。 | 北沢峠の長衛荘。 | 小屋近くの展望台から見る北岳。 |
(2) 2日目(8月24日(月)) 甲斐駒ヶ岳
この日は甲斐駒ヶ岳を目指します。もっとも、この山は伊那の人にとっては甲斐駒ではなく、東駒(西駒は木曽駒ヶ岳)だそうです。
この日は長い行程が予想されるので4時前に起き出します。長衛荘の朝食は前日のうちに配られる「お弁当」です。早く出たい人には便利だと思います。4時半前には味噌汁やお茶の用意(セルフサービス)もあります。身支度を調え、4時50分ころ小屋を出発します。北沢駒仙小屋までは車も通る太い道です。ただ、この時期は5時を過ぎてもまだ暗い。とくに森の中はライト必携です。
北沢駒仙小屋前の北沢に架かる橋を渡ると、栗沢山への登山道と別れます。甲斐駒は北沢の左岸、さらに渡って右岸を登り、もう一度左岸に渡って沢を離れると、完全予約制、食事が美味しいと評判の仙水小屋です。入り口にはふらっと訪れる人との対応が面倒なのか「準備中」の看板が出ています。さら行くと巨岩が累々とした斜面をトラバース気味に登るところに出て、そこを登り切ると仙水峠です。ちょうど朝日が真っ正面から昇ってくる時刻だったので、ルートが見にくい。
仙水峠には6時10分ころに到着。摩利支天が圧倒的な迫力で迫ります。栗沢山の左には鳳凰三山、地蔵岳のオリベスクがよく見えます。少し休んでから駒津峰に向かって出発。駒津峰までは樹林の中、かなりの急登です。
駒津峰(2740m)は7時40分。素晴らしい展望です。でも、北岳の方からガスが湧いてきました。あわてて望遠ズームを装着します。あっという間に北岳がガスに隠れます。それでもかろうじて北岳のアップをとることができました。この駒津峰まで登って引き返す人もかなりいるようです。
甲斐駒へは、ここからいったんかなり下ります。最鞍部で道は直登ルートと巻き道ルートに分岐します。巻き道を選びます。巻きながら登っていくと、道は岩場から砂礫に変わり、そうすると摩利支天の分岐につきます。さらに砂礫の道を上ると黒戸尾根からを道が合流します。もう頂上は間近。
甲斐駒ヶ岳頂上(2967m)は9時20分でした。駒津峰からは1時間半です。ガスが登る頂上からは、そのガスがとぎれた方向だけ近くの山が見える程度になっていました。遠くの北アルプスもガスに被われてしまいました。それでも、結局頂上では50分ほど粘りました。
10時10分下山開始。下りも巻き道ルートを使います。下りも摩利支天はパスしました。駒津峰の登り返しがきつい。駒津峰に戻ったのは11時25分。15分ほど休んで、北沢峠へは双児山経由で戻ることにしました。
双児山(2644m)からは南アルプスがよく見えるはずですが、残念ながら雲の中です。双児山から北沢峠へは樹林帯の中をひたすら下る道ですそれほど傾斜はきつくないので、膝には優しいかもしれません。北沢峠に戻ったのは13時半でした。休憩を含め、往復8時間40分ということになります。
頂上で行動食(パン)を食べただけなので、小屋で山菜そば(600円)と生ビール(700円)を頼みました。泊まった長衛荘と、北沢峠バス停前のトイレの電源は藪沢の水を利用した水力発電だそうです。17時の夕食までは持ってきた本を読んだりして過ごしました。初めは外にいましたが、だんだん寒くなってきたので小屋に入って毛布を掛けていました。
夕飯の後、BS6時半からの山の天気予報で明日の天気を確認して、7時過ぎには寝ました。ただし、ぐっすりと寝てしまった昨日とは違い、うつらうつらとしている感じでした。
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橋を渡って駒仙小屋を振り返ります。 | 先行する登山者。この丸木橋を渡れば仙水小屋はもうすぐ。 | 巨岩が累々としているところ。 | 仙水峠から見る摩利支天(手前)と甲斐駒。拡大はこちら。 | 仙水峠から少し登ったところから見る鳳凰三山。地蔵岳のオリベスクがよく見える。 |
ミヤマシジャン。 | 駒津峰から見る北岳と間ノ岳。肩の小屋も見える北岳の拡大はこちら。 | 塩見岳。 | 仙丈ヶ岳と小仙丈沢カール。カールなどの氷河地形はこちらの用語と補足説明の中の「氷河を参照。 | 中央アルプス主峰の宝剣(とその下の千畳敷カール)、木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳)。 |
木曽御嶽山。 | 乗鞍岳。 | 穂高連峰(左)と槍ヶ岳(右)。 | 甲斐駒ヶ岳の頂上。 | 駒津峰−甲斐駒の最鞍部。左下の道標は直登ルートと巻き道の分岐。右端にもう一度分岐がある。 |
頂上で記念写真。三角点はこちら。隣のピークにある駒ヶ岳神社の奥社はこちら。 | 鋸岳。 | 駒津峰を見下ろします。 | 仙丈ヶ岳が見えました。登山者が見える拡大はこちら。 | イワヒバリ。 |
トウヤクリンドウ。 | ガスの中を登ってくる登山者たち。 | ヒナコゴメグサ。 | 頂上から降りてくる登山者たち。 | 岩場のトラバース路を登ってくる登山者。 |
駒津峰を登り返します。 | 沸き上がるガスの合間に顔を出した甲斐駒。駒津峰から。 | 朝は見えていた北岳は雲の中。 | 戸台川を見下ろします。左岸上にスーパー林道が見えます。 | 双児山。小さく登山者も見えます。 |
ホシガラス。 | 双児山からの南アルプス。北岳と間ノ岳。 | 樹林帯の中。北沢峠への長い下り。 | 泊まった長衛荘の中。一番奥が私のスペース。右のドアは洗面所、トイレ(水洗)、更衣室(もともとはシャワー室)の入り口です。2階から見下ろした様子はこちら。 | 夕食は豚の角煮。 |
(3) 3日目(8月25日(火)) 仙丈ヶ岳
この日は仙丈ヶ岳を目指します。3年ぶりの国内3000m峰です。
この日も朝4時前に起き出し、前日にもらっておいたお弁当の朝食。4時過ぎには味噌汁・お茶の用意もありました。4時45分に出発。幸いなことに、昨日わりとスローペースで歩いたせいか、筋肉痛はありません。この時間、もう少しガスが湧いています。駒仙小屋・天幕場からの登山道と合流する二合目は5時20分。大きな荷物を担いだ筑波大ワンゲルのパーティと抜きつ抜かれつ、これまた大きな荷物を担いだ群馬大女子学生のパーティとも抜きつ抜かれつでした。
馬の背ヒュッテへの分岐でもある五合目は6時10分。直接小仙丈ヶ岳を目指します。小仙丈ヶ岳(2855m)は7時5分に到着。この日は上で天気がよければ頂上で長時間停滞して16時のバス、ダメだったら13時のバスのつもりで少し急ぎいだ結果、コースタイム3時間のところを2時間20分でした。小千丈沢カールの氷河地形が見事です。
仙丈ヶ岳頂上(3032.6m)には8時15分に到着。風が強く体が冷えそうだったので、急いでTシャツを着替えて、厚手のウールのカッターシャツを着込みました。その後で、行動食(パン)を食べたり、写真を撮ったり少しのんびり。でもガスが多いので、8時50分に下山を始めました。
千丈小屋で小千丈から直接降りてきた群馬大学女子学生パーティと合流しました。下の長衛荘では「今しばらく千丈小屋には水がありません」と出ていましたが、千丈小屋のトイレ(カンパ100円)が水洗だったのにはびっくりしました。循環させているのでしょうか。また、このあたりはライチョウ(雷鳥)が多いようですが、残念ながらその姿を見ることができませんでした。
馬の背から馬の背ヒュッテに降ります。9時50分でした。このあたりも鹿害がひどいらしく高山植物保護の囲いがありました。ここから少しくだって藪沢まで降りると、もう一度五合目(大滝頭)に戻る道と、藪沢を直接下って大平山荘に向かう道に分かれます。大平山荘に向かう道をとりました。頂上で出会った女性たちが、この道は崩壊して通れないといっていましたが、千丈小屋で確かめたらまったく問題ないということでしたので。女性たち(中高年)は情報が曖昧で、いきなり「何とか小屋はどちらを行けばいいのですか。」などと聞かれて戸惑いました。「何とか小屋」っていわれたって、小屋はたくさんあるし。思わず「地図をお持ちになった方がいいですよ。」といってしまいましたが、「後から来る男の人が持っています。」という答えでした。それならば一緒にいなくては。長衛荘でも18過ぎに到着する人も結構いて、登山の常識が変わっている、事故が起こるのは無理はないと思いました。
藪沢は8月下旬というのに花が多く、マクロレンズを持ってくればよかったと思うほどでした。藪沢大滝付近が崩壊しているのは確かでしたが、きちんと迂回路がつけられていてまったく問題ありませんでした。岩バレというところを過ぎたところで、このコース唯一の登山者(ペア)に出会いました。下山者に出会うのも初めてということでした。このコースを使う人は少ないようです。
大平山荘に降りたのが11時20分。ここは標高1960mなので、北沢峠までは70mほど登らなくてはなりません。疲れた身には少しつらい。北沢峠に戻ったのは11時40分でした。バスの13時には悠々セーフ。今日は往復で7時間弱の行程となりました。北沢峠には仙丈ヶ岳を集団登山していた中学生たちを迎えに来たマイクロバス3台が駐車していました。
長衛荘に戻り、服を着替えてから、ケーキセット(コーヒーと手作りケーキ、600円)を頼みました。この日はそれほど登山者がいないようで、戸台(仙流荘)行きのバスは臨時は出ずに定時の13時となりました。このバスはほぼ満員となりました。バスは1時間ほどで、車を置いておいた仙流荘に着きます。
仙流荘でお風呂(温泉ではありません、600円)に入り、ついでに伊那名物というローメン(ラーメンと焼きそばの中間? 700円)を食べてみました。
まだ明るいので、カーナビが指示する伊那IC、あるいは杖突峠経由で諏訪ICに出るのではなく、行きと同じように北上してスーパー林道入り口を右に見て、そのまま黒河内林道を使って入笠山に出てました。途中、黒河内林道ではオオタカ or クマタカらしき猛禽類と遭遇しました。このまま舗装路を使って富士見まで降りても仕方ないので、さらにかつては入笠山の登山道としても使われた金沢林道経由で青柳近くに出ました。金沢林道には八ヶ岳などの展望台があったのですが、木々が生長して展望が全くなくなっていました。年の流れを感じます。
林道を出た後は、すぐに中央高速に入らず、少し国道20号を走ってから小淵沢ICで中央高速に入りました。中央高速の上野原あたりから断続的に小渋滞がありましたが、19時過ぎには自宅に戻りました。
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大滝頭五合目。小千丈へと、馬の背ヒュッテの分岐です。小千丈への道をとります。 | 甲斐駒摩利支天(右)と鋸岳(左)。ガスは湧いていますが、上は青い空。 | 小千丈手前で見たウサギギク。 | 小千丈沢カール。カールなどの氷河地形はこちらの用語と補足説明の中の「氷河を参照。 | 先行する群馬大学女子学生パーティ。 |
太陽光発電、風力発電の「エコな」仙丈小屋。 | 下からガスが湧いてきて、背後から日が差したのでブロッケンが見られました。拡大はこちら。 | もう仙丈ヶ岳頂上は間近。頂上の拡大はこちら。 | 仙丈ヶ岳頂上直下で見たチシマギキョウ。 | タカネツメクサ? |
仙丈ヶ岳頂上(3033m)で記念写真。 | イワベンケイの雌花。 | ガスの間から甲斐駒が顔を出しました。摩利支天を従える写真はこちら。 | 穂高−槍も見えました。 | ミヤママンネングウサ。 |
千丈小屋脇に見られる見事なモレーン(堆石)。モレーンは氷河の末端にできます。モレーンなどの氷河地形はこちらの用語と補足説明の中の「氷河を参照。 | ヨツバシオガマ。 | きれいな千丈小屋(伊那市市立)。 | 藪沢カールの底に建っている千丈小屋を振り返ります。 | 虫がとまっているハクサンフウロ。 |
馬の背ヒュッテ近くで見たマルバタケブキ。 | アキノキリンソウ。 | 猛毒で有名なハクサントリカブト。 | ミヤマシジャン。 | 藪沢に支流が滝となって落ちてきます。藪沢大滝ではありません。 |
グンナイフウロ。 | センジュガンピ。 | カワラナデシコ。 | ヤマハハコ。 | サラシナショウマ。 |
下山路は藪沢の左岸から右岸に移り、やがて沢を離れます。 | コサメビタキ or サメビタキ | タマガワホトトギス。横顔はこちら。 | カニコウモリ。 | 大平山荘です。 |
長衛荘の奥から厨房の方を見ています。テレビのあるホールはこちら、入り口の受付はこちら。 | 帰りのバスから見た藪沢大滝。落差50m以上。 | バスから見た鋸岳第一高点(2685m)付近。その近くの稜線の下にある通り抜けられる鹿ノ窓(風穴)の拡大はこちら。 | バスから見たアサギマダラ。沖縄や台湾から渡ってきているそうです。 | 南アルプス・スーパー林道の入り口のゲートです。 |
2009年8月記