2008年10月12日、上州の赤城山(鍋割山、荒山)を登ってきました。
今回は、埼玉県の県立高校で地学を担当しているMさんと一緒です。まず、前日の11日に車で泊まる予定の駐車場近くのコンビニで集合です。職場を12時半ころ出たのですが、少し関越道が渋滞、さらに運転している最中にとても眠くなったので少し仮眠をとったら、コンビニ到着が16時くらいになってしまいました。ほとんどの食材をMさんが既に調達していてくれたので、ここでは追加のお酒と翌日の行動食くらいをゲットするだけでした。
赤城森林公園荒山登山口のトイレ付きの駐車場に車を入れます。ここに通じる林道の片側が通行止めになっているせいか、ここに夕方入ってくる車は我々以外にはありません。早速Mさんが夕食(キムチ鍋)の支度を始めます。二人で“大宴会”。食事が終わったあと、風が強いので、私の車に待避してさらに話し込みます。解散したのは21時前でしょうか。夜も風が強く、車も揺れていました。でも例によりぐっすり。
12日は、6時起床、7時出発の予定です。朝は5時半ころに起き出し、車内の整理。すでにMさんが朝食(昨日のキムチ鍋の残りにご飯を入れた雑炊)の準備を始めています。朝食後、私の車で鍋割山登山道入り口まで移動。こうしたとき車が2台あるのはいいです。下山は泊まった駐車場に降りるので、こんどはMさんの車でここに戻ればいい。
鍋割山登山道入り口を出発したのは7時。快晴です。でも、7万年前にできた溶岩ドームという鍋割山の登山道はきつい傾斜が続きます。所々に開ける素晴らしい視界に慰められながらひたすら登ります。がんばって急坂を登り切ると、傾斜が緩くなり少しは楽になります。最後はまた少し急になって頂上へ。頂上は8時20分でした。しばらく大展望を楽しみます。結局頂上で30分以上まったりしました。ちなみに、丹沢にも鍋割山があります。
次の目標は荒山です。ゆったりとした稜線歩きで気持ちがいい。荒山高原(1258m)は9時15分ころ通過。このあたりから登山者と多く会うようになりました。中には家族パーティも。ここから荒山へは少しきつい標高差300m程度の登りになります。途中の展望の広場は、木が成長したためでしょうか、展望がありませんでした。
荒山頂上(1572m)には10時10分ころ到着。木々に覆われて展望がないので、少し立ち止まる程度で下山開始、展望がいいひさし岩まで降りることにします。ひさし岩は10時20分。30分ほどの大休止とします。テルモスに入れておいたお湯で飲み物をつくり、行動食(パン)を食べます。
森林公園荒山登山口駐車場へは膝に優しい下りです。棚上十字路は11時15分。その少し先に芝の広場があります。昼寝によさそうな場所です。ここでも休憩。またお湯で飲み物をつくります。
登山道口駐車場は12時15分に着きました。出発したときは我々以外の車は1台だけでしたが、さすがに好天の祝日、かなりの車が止まっていました。ここからMさんの車で、私の車を止めた鍋割山登山口に向かいます。1時間程度の退屈な林道歩きが節約できました。
帰りは、どこかおそば屋さんにでもよって昼食と思っていたのですが、ちょうど昼食時、おまけにこの好天なので行楽客が多く、赤城通り沿いのどのお店も満員です。そこで大胡(おおご)方面に逃げて、前橋荻窪温泉「あいのやま湯」のレストランで昼食。ここから私は北関東自動車道の駒形ICをめざし、Mさんはそのまま一般道で帰宅ということで、ここで別れました。関越道もおそれていた渋滞もなく15時過ぎには練馬ICを出ることができました。
今回のMさんに企画していただいた山行は、好天にも恵まれた楽しいものとなりました。
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朝日に燃える赤城山。 | Mさんは朝食の準備。 | 鍋割山の途中から見た富士山。手前は前橋市の市街。 | トリカブトが咲いていました。 | あと少しで鍋割山山頂。前を行くMさん。 |
鍋割山山頂(1333m)。 | かすかに噴煙をあげる浅間山。手前は榛名山。 | 前橋市の市街を見下ろします。 | 八ヶ岳? | 木々の間から見る鈴が岳。後ろは上州武尊? |
真っ赤に紅葉したカエデの仲間。 | 荒山への道。後ろは地蔵岳。荒山頂上部の拡大はこちら。 | 柏崎刈羽原発からの送電線?拡大はこちら。 | 鍋割山−荒山間で見た富士山。 | リンドウも咲いていました。 |
こちらは黄葉。 | 氏名不詳。 | マムシソウの実。 | 紅葉した山。 | マツムシソウ。 |
ひさし岩から地蔵岳、長七郎山など。空は秋の雲。 | 棚上十字路。 | 芝の広場から荒山を振り返ります。 | 駐車場に戻ってきました。 | 荒山・鍋割山登山案内図。 |
2008年10月記