ホイアンへi移動。ホイアン観光とミーソン遺跡見学。
8時半にフエからホイアンに向け出発。ピック・アップを待っていたら、日本のアニメが大好きで、日本語を勉強中というホテル従業員(女の子)が話しかけてきました。「ちびまる子ちゃんが一番好き」と行っていたので、「ドラえもんは?」と聞いたら、「ドラえもんも大好き」という答え。たまたま持っていたドラえもんの携帯ストラップをあげたら、とても喜んでいました。
フエからホイアンへは、かつてアメリカ軍の巨大な基地があったダナンを経由していきます。フエからダナンはカイヴァン峠(標高500m)を超えなくてはなりません。鉄道もほぼ道路と並行して走ってますが、峠はトンネルになります。広大だったダヤンのアメリカ軍の基地跡は、現在リゾート&別荘地として開発中です。ベトナム人の大金持ちが別荘を買うようです。また、ここにはカジノもあり、こちらの上客は中国人のようです。
昼前にホイアンに到着。早速、街の見学です。このあたりは絹が特産らしく、絹織物の工場兼直売所の見学から始まります。このあと、各種建物に入る共通チケット(何種類の中から全部で5つに入れる)を買ってから散策開始。古い町並み(世界遺産)といっても、1階はそれを利用したお店になっているので、不それほど古い町並みには見えません。でも、いくつかの建物にはいると確かに歴史を感じます。
ホイアンには鎖国以前(1600年以前)は、日本人町もあったそうです。そのためか、「日本橋」(来遠橋)が残っています。屋根(日本風?)がある橋を「日本橋」と称するようです。ここホイアンの「日本橋:」は、日本人が設計し、中国人がお金を出し、ベトナム人が汗を流して作られたそうです。
昼は川沿いのレストラン。ビールはベトナム製「333(ボーボーボー)」でした。
一休みしたあと、ホイアン郊外(車で1時間ほど)のミーソン遺跡に向かいます。ふつうは「ミーソン(myson)」ですが、現地ガイドさんは「『my son』では『私の息子』だ。ほんとうは『ビ』(美しい)『ゾン』(山)の『ビゾン』のほうが正しい」といっていました。この遺跡は、現在は南部デルタで第1次産業に携わっている、人口も10万人程度になってしまったチャンパ族がかつて中部ベトナムを支配していたころの遺跡です。チャンパ王国は2世紀から15世紀ころまで栄えたそうですが、この遺跡は8世紀から13世紀ころのものだそうです。70以上の建物から遺跡群だったのですが、ベトナム戦争のとき、アメリカ軍の空爆でほとんどが失われてしまいました。この遺跡も世界遺産です。
ホテルに戻り、一休みしたあとはホテルで夕食。ビールはこれもベトナム産のLARUEでした。夕食後、ホイアンの街を散歩してみました。ホイアンは小さな街、とくに世界遺産になっているところは、端から端まで歩いても10分程度です。
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