満州事変から日中戦争へ

満州事変から日中戦争へ 加藤陽子 岩波新書新赤5
ISBN978-4-00-431046-4 780円 2007年6月

目次
はじめに 
第1章 満州事変四つの特質
第2章 特殊権益をめぐる攻防
第3章 突破された三つの前提
第4章 国際連盟脱退まで
第5章 日中戦争へ
おわりに
あとがき
参考文献
略年表
索引

 イギリス、ソ連、そしてアメリカなどの強国思惑と清以後混乱の続く中国、これらの合間を縫って満州国創設、さらには日中戦争へとなだれ込んでいく軍部が主導する日本。天皇の考え・行動や「南京大虐殺」にも言及する。

シリーズ日本近現代史
(1) 幕末と維新
(2) 民権と憲法
(3) 日清・日露戦争
(4) 大正デモクラシー
(5) 満州事変から日中戦争へ
(6) アジア・太平洋戦争
(7) 占領と改革
(8) 高度成長
(9) ポスト戦後社会
(10) 日本の近現代史をどう見るか

2007年7月記

戻る  home