2003年11月14日(金)、三つ峠に行ってきました。例によりJR中央線高尾発6時15分松本行きに乗ります。大月には6時52分に着くのですが、富士急行線が6時54分、忙しい。大月まで570円、それに対して河口湖まで1,110円とちょっと高め。とてもきちんと切符を買う暇がないので、最低区間を適当に買って車内で精算します。
河口湖駅には7時44分着。タクシーはあるのですが、運転手さんがいない。少し待つとようやく運転手さんが登場。御坂峠(旧道)の天下茶屋まで行く人と相乗りします。少し節約できて2,000円程度ですみました。三つ峠入り口までは一人でも5,000円しない程度の距離でした。相乗りした方たちは笹子まで行くそうです。私も一度行ってみたいルート。
歩き出したのは8時15分ころです。自家用車ならもう少し先まで入れます。駐車場はほぼ満員でした。さらに林道は続きますが、本格4WDでないと無理でしょう。頂上近くの山荘が荷揚げに使ったり、頂上に林立するパラボラアンテナのメンテのための道のようです。頂上近くの公衆トイレは水洗でした。今週は雨が多かったので、頂上付近は雪が積もっているかと思っていましたが、ほとんどありませんでした。
頂上(開運山、1785.2m)は9時40分頃。富士山はもちろん、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父などの大展望。写真を撮ったり、食事したりしてのんびり過ごします。さすがに人気の山、平日でも入れ替わり立ち替わりで10人以上は登って来たでしょうか。展望を楽しんだり食事をしたりした後、河口湖を目指します。三つ峠山荘前から、ロッククライミングのゲレンデとなっている屏風岩がよく見えます。
あとは気持ちのいい山道をだらだら下ります。同じコースに一人、昇ってくる人二人とすれ違いました。この尾根道は左に富士急行線や中央高速が走る桂川の谷、右に河口湖が木々の間から見えるという眺めです。途中、高圧線の鉄塔のところで木がとぎれていて両側がよく見えました。そのまま歩いて行きます。最後に天上山手前の登りがちょっとすべりやすくなっています。ここを下ると河口湖ロープウェイの終点です。太宰の「かちかち山」のモデルということらしいです。でも、ウサギもタヌキもいない。
さらに「あじさいコース」と名付けられた道を下って河口湖駅に出ます。13時39分発の大月行きで帰りました。大月14時47分発に乗って高尾は15時35分。
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立派な霜柱。少し雪もかぶっています。 | 三つ峠(開運山)山頂。三つ峠は開運山、木無山、御巣鷹山を総称しているらしいです。 | 奥秩父、国師−金峰方面。 | 頂上で記念写真。背景は南アルプス北岳〜農鳥方面。 | 三つ峠はなんといっても富士山。 |
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ちょうど中腹に雲がかかっています。 | 屏風岩です。 | 途中で河口湖がよく見えるところがありました。 | 落ち葉の気持ちのいい尾根道です。 | 河口湖ロープウェイ。 |
2003年11月記