連休第2日目の2009年10月12日、三頭山に行ってきました。前回の三頭山はこちら。
自宅を8時前に出て、中央道上野原IC経由で奥多摩都民の森の駐車場についたのは9時15分ころ。9時半ころから歩き始めます。今回は基本的に「ブナの道」を使います。鞘口は9時55分ころ。ここからも急登が続きます。頂上近くの見晴らし小屋に着いたのは10時20分ころ。天気がよければ都心方面よく見えるのですが、この日は霞んでいました。それでも近くの大岳山が見えます。
ブナの道らしくブナがたくさんあります。東京でブナがこのようにたくさん残っているのはこの都民の森と日原川源流だけだそうです。一がんばりで三頭山東峰(1527.5m)です。頂上は展望がありませんが、すぐ近くには立派な展望台があり、途中の見晴らし小屋同様都心方面が開けています。ここからいったんかなり下って次は三頭山中央峰(1531m)。11時近くになっていたし、ベンチやテーブルがあるので、展望はあまりよくありませんが、ここで昼食タイム。じっとしていているときに日が遮られると冷え込んできます。
その後少しで三頭山西峰(1524.5m)。三峰の中では一番標高は低いですが、展望は一番いいところです。晴天なら富士山がきれいに見えるはずです。でもこの日の富士山方面は真っ白。それで北側の雲取山から石尾根はよく見えます。ただし奥多摩湖は木々の葉に隠されててほんの少し見えるだけです。
帰りはムシカリ峠経由で三頭大滝に降ります。峠からしばらく下ると道はきれいな水が流れる沢沿いになります。何回か沢をわたり返して最後に左岸にトイレが出てくると三頭大滝です。三頭大滝には、滝を見るための吊り橋が架かっています。この日は台風のすぐあとだったので水量も比較的多く、立派な滝になっていました。三頭大滝にまで降りてくると観光客もたくさんいます。
ここから森林館までの道は木材チップを敷き詰めた気持ちのいい道になります。森林館は13時45分ころ到着。もうここから駐車場までは10分もかかりません。少し森林館で遊ぶことにしました。森林館はビジターセンターになっていて、三頭山の森林にまつわる展示の他、無料休憩所(お茶のサービスあり)、食堂、さらに外には丸太切り体験コーナーもあり、また木材工芸センターも隣接してあります。
帰りは久しぶりに五日市の野崎酒造で喜正(山田錦純米酒)をゲットして、八王子ICから中央道に乗りました。比較的速い時間帯だったので、ほとんど渋滞にも巻き込まれずにスムーズに帰宅できました。
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都民の森の入り口。 | 鞘口峠。 | 見晴らし小屋から大岳山。 | ブナ林と笹。ここのブナ林は笹が少ないのが特徴だそうです。 | 三頭山東峰の展望台から都心方面。 |
三頭山頂上付近は紅葉が始まっています。 | 東京都最高峰の雲取山。鷹巣山はこちら。 | こうして撮ると新緑みたいですが、もうあたりは紅葉が始まっています。 | 落差33mという三頭大滝。滝の中央部付近の拡大はこちら。 | 森林館近くの森も部分的に紅葉しています。 |
2009年10月記