2008年11月21日、川乗山に行ってきました。前回の川乗山はこちら。
今日はすでに退職した元同僚のOさんと一緒です。JR青梅線6時50立川駅発奥多摩行き(直通)の電車で合流しました。奥多摩からは8時10分発のバスで、川乗橋まで10分程度(250円)。ここのバス路線はまだICカードが使えません。
8時30分ころから歩き出しました。最初はかなり長い林道歩きです。以前は車でも入ることができた細倉橋から本格的な登山道になります。川乗谷沿いに高度を上げていきます。谷が深く、かなり高度感のあるところもあります。百尋ノ滝は9時50分。奥多摩の滝の中では立派な滝です。梯子がかかっていて、滝壺まで降りることできます。滝の見物がてらここで少し休憩を取ります。
滝からは急登になります。足毛岩の分岐が10時40分。足毛岩経由の道はきつそうなので、左の道をとりました。ここも最初は急登。まあ、いずれにしろ、どの道を選んでも結局最後は同じ高さまで登らなくてはなりません。日向沢沿いなると少しは楽になります。この沢には石積みの砂防堤やまた道脇にも石積みがあるところもあり、誰がこんなところに石を積んだのか不思議です(昔ワサビ田でもあったのかな)。広いこの沢から別れると、最後の急登。ひょっこり売店跡に出ます。ここで少し休憩。
体勢を取り直して、頂上へ向かいます。頂上(1,363.3m)は11時30分。頂上の表記は「川乗山」、バス停も「川乗橋」ですが、途中の指導標は「川苔山」でした。頂上にはビデオ撮影をしているグループがいました。快晴を期待して重たいレンズも持ってきたのですが、この時間になるとさすがに空気の透明度が落ちてしまっています。それでも、素晴らしい展望です。頂上では昼食もかねて大休止。でもじっとしていると、さすがに寒くなってきます。12時20分ころから下山を開始しました。本仁田山をパスして、まっすぐ鳩ノ巣を目指します。
下山路はそれほど急なところがないかわり、だらだらと長い。でも、気持ちのいい落ち葉の道。もっとも、落ち葉の道は木の根や岩を隠してしまうので、少し気をつけて歩かなくてはなりません。少し飽きたころ、ようやく大根ノ山ノ~に到着(13時50分)。ここは本仁田山からの道との合流点でもあります。また林道を使ってこの付近まで車で上ってくることもできます。ここで少し休憩。
山ノ~から少し下ると人家が見え始めます。集落付近は黄葉の真っ盛りという感じです。登山道の入り口に降りたのは14時30分でした。あとは集落内の道になります。下校時の女子中学生に「こんにちわ」と挨拶をされました。なんかうれしい。
鳩ノ巣渓谷に降り、恒例、一心亭に寄りました。きょうはOさんも一緒の楽しい打ち上げです。お蕎麦、イワナの塩焼き、コイのあらいとビール、お酒(多摩自慢大辛口)でした。飲んだあと、鳩ノ巣駅まで登るのが大変でした。
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川乗谷の渓流。 | 石灰岩の岩壁と黄葉。 | 百尋ノ滝。 | 日向沢の最上部。柔らかい木漏れ日。 | 川乗山頂上。 |
右端が雲取山。そこから左に石尾根が続きます。 | 富士山です。 | 頂上下にある売店跡。 | 見事な紅葉。だいぶ降りています。 | こちらは黄葉。 |
2005年11月記