檜洞丸

2007年4月28日、丹沢の檜洞丸に行ってきました。

 長丁場が予想されるので、前日、職場から直接車で西丹沢自然教室近くの駐車場に入っておくことにしました。ところが、国道246と別れ丹沢湖方面への道に入る前あたりからにわか雨。丹沢湖に近づくころには、前もよく見えないほどの豪雨。運転もしづらいほど。まあ、これだけ降れば空気中の塵が落ちて、空気がきれいなるかもしれないと期待。

 西丹沢自然教室隣の駐車場ではなく、ほんの少し手間の駐車場に入ります。ここなら夜を一人で過ごせるかもしれないし、トイレも隣にあるし。予想通り、自然教室隣の駐車場には何台かが止まっていました。16時前についたので、本を読んだり、ビールを飲んだり、夕食も早めに。19時のラジオのニュース・天気予報を聞いてから寝ました。

 夜何度か起きましたが、また寝るということを繰り返します。暖かいシュラフの中、ずっとこのように過ごしたいという誘惑。でも意を決し、自分を叱咤激励して、3時15分ころ起き出しました。

 朝食や身支度を調えてから、4時35分ころに出発。5時ころ用木沢出会い。ここから東海自然遊歩道を犬越路峠までは、大室山(大群山)と同じルートです。犬超路は6時20分。靴紐を結び直したり、長袖Tシャツを脱いだりします。ここから、右折して檜洞丸を目指します。

 犬超路から少し登ると、富士山が見え出します。一部は鎖頼りの急登もある尾根道です。小笄(ここうげ)、大笄(おおごうけ)などのピークを、富士山や南アルプスなどの展望に慰められながら登ります。奥多摩・秩父側も見えます。昨日の豪雨のとき、このあたりは直径3mmほどの雹(ひょう)も混じっていたようです。

 檜洞丸(1601m)は頂上は9時35分。広い山頂ですが、木々は生えているので展望はあまりありません。テルモスに入れておいたお湯でインスタントコーヒー&パンの昼食(おやつ?)など、のんびり。このころから、富士山のまわりに薄い黒い雲が出始めました。10時5分に出発。ツツジ新道経由で西丹沢自然教室に戻ることにします。

 ツツジ新道の初めは急降下。上の方はまだ新緑にはなっていませんでしたが、下るに従って高ェ増えてくる感じです。道はいったん緩くなりますが、ゴーラ沢出会いに降りるところが急降下。ここからた登り直して、またかなり歩きます。ウェルキャンプ場のざわめきが聞こえ始め、ようやく林道に出ました。12時45分でした。ここまで来れば、西丹沢自然教室近くの駐車場は近い。

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犬超路から登ってきた沢を見おろします。 富士山がこのように。 鎖場が連続。 大室山(大群山) 南アルプスも全部見えました。
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甲斐駒。 白根三山。 頂上の下、バイケイソウの群落。 檜洞丸の山頂。 頂上直下の木道。植生を保護するためだそうです。
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富士山のまわりに薄い雲が出てきました。 頂上を振り返ります。 もうツツジが咲いていました。 新緑。 ゴーラ沢出会い。

2007年4月記

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