パタゴニア2020(2月22日)

ビーグル水道クルーズ、市内観光

 この日のメインはビーグル水道クルーズです。船は9時過ぎに出航予定ですが、甲板に出る許可が出たらすぐに甲板に出られるように、船室内の後部席を確保するために8時にホテルを出発します。船首に立つと猛烈に寒いので、上は極暖ヒートテックの下着と厚手のウールカッターシャツ、厚手のダウンジャケット、下はこれまた極暖ヒートテックのズボン下、起毛のズボン、さらにレインウェアの下をウィンドブレーカー代わりにまといます。

 出航して暫くすると、甲板に出る許可が出ます。早速船首へ。風を切って進のですごい風です。まず港近くのウミウのコロニーの見学。このウミウ(皇帝ウミウ)は遠目にはペンギンそっくりです。数え切れないほどの数です。さらに暫く行くと、またウミウのロコニー、さらに灯台のある小さな島(レク・エクレール島)、近くにはオタリア一家(大きな雄と、複数の雌と子供たち)がいました。暫く見学。

 ペンギンのコロニーがある島(マルティロ島)に向かう途中、一瞬ザトウクジラの尾びれが見えました。ペンギンのいる島にはたくさんのマゼランペンギン、そしてペンギンの中で最速の泳者というヅェンツーペンギン、さらにたった1羽だけでしたがオウサマペンギンがいました。オウサマペンギンはずっとじっとしていました。よく見ると足の上に雛を乗せていました。

 港に戻る途中、シャチ(オルカ)がオタリアの群れを追いかけている場面に遭遇しました。母子のシャチだそうです。追いかけ回して疲れた個体を襲うという狩りの方法を子供に教えているのだと思います。狩りそのもの場面はありませんでした。これらのクルーズの様子は下の動画を参照。

 港に戻り、歩いて市内を散策します。メンインストリートは海岸かあら少し上った海岸に平行な道です。ここにレストラン、お土産屋さんが集中しています。街外れの方も回って港近くに戻ります。さらに今度は市内観光のバス(10ドル)に乗っての観光です。最後に空港へ。空港端の飛行クラブの脇あたりの高台は、港や町並みが展望できる観光スポットになっています。出発点に帰ったあと、タクシーでホテルに戻りました。

 夕飯は、メインストリートにあるFreddyというカニを中心とするレストラン。ホテルから市内へはシャトルバスがあるということでしたが、シャトルタクシーでした。レストランではカニの他に海鮮のリゾットも。おいしい。食後、外に出たら雨。帰りはホテル前からタクシーになりました。 

左の写真をクリックすると、ビーグル水道クルーズの動画(4K60P)が再生されます(youtube)。ウミウ、オタリア、ペンギン(マゼランペンギン、オウサマペンギン、ヅェンツーペンギン)や、オタリアの群れを追いかけるシャチなどが登場します。約7分。
feb22cover.jpg (511907 バイト) 左の写真をクリックすると、この日のアルバムをご覧いただけます。
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