山上湖ショコン湖(2,725m)ハイキング。ダウラギリ、ニルギリ、アンナプルナ展望。
夜明け前から起き出し、満天の星を見ます。北斗七星がダウラギリの右に、さそり座がニルギリの左に見えます。夜明けになるとニルギリの上の雲が赤く染まり、ダウラギリは朝日を浴びて輝きます。
朝食後も展望を楽しんだあと、9時にショコン湖へのハイキング開始。ロッジが丘の上にあるので、いったんカリ・ガンダキ川まで200mほど降りて、そこから対岸に渡ってショコン湖を目指します。川を渡ると森の中に入ります。少し登るとBatharchhoという小さな湖(池)があります。水はあまりきれいではなく、また景色もあまりよくありません。少し行くと何本かきれいに花を咲かせているシャクナゲがあります。さらに少し行くとガレ場に出ます。遠くにヤクの群れ、そしてヒマラヤハゲワシの群れがいました。足下には花をつけた高山植物。
ガレ場を渡って少し行くと今日の目的地、ショコン湖(池)です。水はきれい。ここでお昼(ロッジが用意したランチボックス)。昼食後、池を一周しました。ニルギリが水面に映って見える場所もありました。
下りは行きと異なる道をとります。少し下るとヤクの群れ。中には子供や生まれたての赤ちゃんヤクもいます。可愛い。ただ、だんだん雲行きが怪しくなって、雷鳴も聞こえはじめました。急いでロッジに戻ることになりました。カリガンダキ川川からロッジまでの登りがたいへんでした。
ナウリコット(あるいはネパール全域)は電気が不安定で、この日の夕食時も停電(部屋にはランタンが配れます、自分でも持ってきてよかった)、ろうそくの明かりで食べることになりました。この日はカレーです。でも、日本人観光客に合わせているのか、それほど辛くはありませんでした。お酒はアプリコット・ブランデー。お勧めというお湯わりで飲みました。
ロッジは太陽光発電(+充電?)で一部の電気を供給しているので、停電になっても点く明かりもあります。コンセント(コンセント専用スイッチ有り)に電気が供給されるかはわからないので、デジカメ等の電源を余分に持ってきて正解でした。
Google earh に加筆(赤がこの日の経路、点線は推定路) | 左の赤実線部の高度(青)など。 |
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ヒマラヤユキノシタの名は、我孫子市の杉本明子氏に教えていただきました。