ハワイ・マウイ島

　この日はラハイナ発7:30（チェック･イン7時）の早朝ウォッチング船です。6時半ころホテルを出発、少しラハイナを行きすぎてしまったので戻ります。この時間帯だとまだ道路上の駐車場はあまり混んでいないので、車を出しやすそうな所に車を止めます。この日のウォッチング船は日本で予約しておきました、早朝割り引きで約35ドル。

　期待と不安を乗せて、船は出発。カメラのレンズも超望遠レンズに交換します。超望遠での動画を手持ちで撮るのは無理なので、三脚の足を手すりに挟んで簡易固定、何とかなりそうです。この日はいろいろな場所で雨が降っていたためか、虹がよく見えました。船は隣りのラナイ島との中間くらいまで進みます。

　ウォッチングそのものは動画をご覧ください。全身でジャンプするブリーチングは遠くで何回か見たのですが、撮影はできませんでした。

　約2時間のウォッチングを終えたあと、港近く、由緒ありそうなパイオニア･インの1階にあるレストランで遅めの朝食をとりました。食後また少し散策したあと、ホテルに戻って一休み。

　この日は忙しく、午後はハレアカラ山とサンセット＆星空の日本語ツアー（195ドル）も事前に日本で予約しておいたのでした。13時20分にホテル正面玄関でピックアップ。ガイド兼運転手さんは韓国籍の方でした。まず、ホテルからかなり離れたワイレアのホテル（フォー･シーズンズ）で一組（若い女性二人組）をピックアップ、その後カフルイに向かいます。カフルイではまず夕食のお弁当を調達します。その後空港で家族連れの二組（4人＆3人）をピックアップ。空港でピックアップされた二組はホノルルからの日帰りツアーだそうです。マウイ島を訪れる日本人はバブル崩壊後激減したということでした。でも、このツアーは満席が続き、現地ではとれなかったようです。事前に予約しておいて正解でした。

　いきなり3000m峰のハレアカラは危険なので、途中景色を見たり、またお土産屋さんをのぞいたり、トイレ休憩を入れたりしながらゆっくりと登ります。頂上直下にある駐車場に着いたころは濃いガスと強風でした。車に用意されているダウンジャケットがないとやっていられないくらい寒いです。それでも、45段という階段を上って3055mの頂上まで行きました。当然展望はまったくありません。そうそうに車に撤退します。

　下りは頂上からはかなり下がったクレーターがよく見える展望台に寄りましたここまでくればガスも強風もありません。巨大なクレーターです。あの「2001年宇宙の旅」の撮影にも使われたということです。ハレアカラ山は200年ほど前に噴火したここともある活火山です。クレーター内にはたくさんのスコリア丘があったので、そのうちのどれかが噴火したのだと思います。マウイ島はひょうたん型をした島で、東のハレアカラは活火山、西側の山（West Maui Mountains）は活動を終えて、侵食が進んだ山です。つまり、東南から西北に並んでいるハワイ諸島、もっとも南東のハワイ島、その南東のキラウエア火山（ほんとは更に南東のロイヒ海山）がもっとも活動が活発で、マウナロア、マウナケアと北西に行くに従い活動は不活発になり、さらにここマウイ島のハエアカラ山が火山活動の西北の端ということになります。

　日没が近づくまで展望台の駐車場の止めた車内で待機。この日は雲があり、海に沈む場面が見られませんでしたが、それでもきれいな夕陽でした。

　その後さらに下の駐車場に車を移動して、車内で夕食です。和食のお弁当でした。

　夕食後、さらに下に降りて星空観測。ただ、この日は満月直後の月がすぐに昇ってきてしまうので、時間が限られています。それでも、天の川が見られるほどでした。また、ひょうたん型のマウイ島のくびれの部分もよく見えます。

　月が出てきたのを潮に撤退です。帰りは逆にまずホノルルに戻る二組をカフルイ空港に送り、さらにワイレアの二人組をおろして、最後にカウナパリへ。ガイドさんがカウナパリに住んでいるということですので、ガイドさんにもこの順が都合がいいようです。

　明日も、ホエール･ウォッチング、それもこの日と同じの早朝にしようと思い、少し休んでから寝ることにしました。

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マウイ島（2月1日）

ホエール･ウォッチングとハレアカラでのサンセット・星空