マサイマラでサファリ、夕方マサイマラから空路ナイロビへ
朝6時半、朝のゲームサファリに出発です。相客は昨日と同じフィンランドからの家族、ガイド兼ドライバさんも昨日の夕方のサファリと同じ人です。テントが45棟([52棟まで)と外れに近いので、いつものレセプション前ではなく、ロッジの入り口前で待つことになりました。フィンランド人一家のお母さんも、散歩を兼ねているのか、同じところまでやってきて一緒に待ちます。
最後のサファリでまず登場したのはハイエナ一家。獲物をくわえた1頭が群れに戻ってきます。その後ゾウの家族にも会いました。でも、なんといっても今回のサファリのハイライトはチーターの狩りです。兄弟チーターがヌーを追いかけました。残念ながら狩りは失敗でした。獲物が大きすぎたのか、あるいは兄弟の連携がうまくいかなかったのか。でも、こうした経験を積んで、狩りの名人になっていくのでしょう。失敗したとはいえ、チーターの全速力疾走はかっこよかったです。
今回の旅行、マサイマラを最後にしてよかったです。ほかのところと動物の生息密度が違います。まあ、アンボセリはゾウとキリマンジャロという売りがあるので、ここも外せないでしょう。だから、アンボセリを2〜3泊、マサイマラを5泊以上という日程でもよかったかもしれません。
9時前にホテルに戻り朝食です。朝のサファリに参加するために、ナイロビへの飛行機を午後16時15分の便にしたので、それまでは暇です。ただ、この日は満室ということで部屋は通常通り10時に出てチェックアウトしなくてはなりません。もちろん、飛行場に向かうまではレセプションで荷物を預かってもらえます。
昼食まで、敷地内を散歩したり、ロビーでメールチェックをしたり、さらにビールを飲んで過ごしました。昼食後もぶらぶらと過ごします。
15時40分ころピックアップの車が到着し、運転手さんとケニア航空職員らしい女性と空港に向かいます。ロッジから空港(といっても草原の空港で何もない、チェックインもない(Eチケットの確認もない)、セキュリティチェックもない)までの15分ほどで、あっという間に天気が悪くなり、空港に着いたらそれこそバケツをひっくり返したような猛烈な雨となりました。マサイマラは雨期になっているようです。ただ、滑走路が未舗装の土のままなので、ナイロビからの飛行機が着陸できるか心配になってきました。ロッジは満室というし、ナイロビに向かう公共的交通機関は飛行機だけなので焦りました。到着予定時間よりかなり遅れて2機の飛行機が着陸してきました。ほっと一安心。でも飛べるかどうか。
定刻の4時15分よりはかなり遅れても、でもパイロットは何事もないように豪雨の中発進しました。ナイロビに直行するのかと思ったら、マサイマラ内には7つの空港があるということで、宿泊するロッジに近い空港ごとに立ち寄るようです。この便もあと3回着陸、それぞれ乗客を降ろしながら、最後にナイロビに向かいました。こうしたこともあり、ナイロビ到着はほぼ1時間遅れの18時45分ころになっていました。でも、無事に現地ガイドさん&預けたスーツケースとドッキングできました。
まだ少し時間があるので、定番スーパーマーケットに案内してもらい、珈琲、紅茶などを買い込みました。でも、このガイドさんは案内した高級スーパー(入るときにセキュリティチェックがある)に慣れていなかったようで、売り場の場所を知らなかったのはもちろん、駐車場を出るときに駐車券が必要なことも知らなかったので、少し手間取りました。それどころか、エミレーツ航空のカウンターも知らなかったようで、違うところで降ろされてしまいました。でも、親切な空港駐車場の職員に、エミレーツ航空のチェックインカウンターに通じるセキュリティチェックの場所まで案内してもらえました。
エミレーツは持ち込み荷物の重量・個数に厳しいと思ったので、チェックインする前に荷物の詰め替え、重たいものはできるだけスーツケースに入れ、機内持ち込みをできるだけ軽くしました。でも、羽田と違い、ここでは大甘でした。空港のお土産屋さんで、ジャンボジャンボが入ったCDを買いました。
23時35分発EK722便(エアバスA330)は搭乗口からバスでかなり行ったところに待機していました。予定通り出発となりました。
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テントのテラスから見る北斗七星です。連続写真はこちら。 | ブチハイエナ一家。 | 獲物くわえて群れに向かいます。 | 右がリーダーなのでしょうか。 | 雌のインパラの群れです。 |
ここに雄がいました。 | ゾウが鼻を上手に使って食事しています。 | 風格のあるゾウです。 | 子ゾウがいました。 | おっぱいをねだっています。 |
1頭のブチハイエナがいました。 | カンムリヅルがジャンプしました。 | 羽を広げたカンムリヅルです。 | カンムリヅルの飛行。 | セグロジャッカル。 |
チーターの兄弟を見つけました。後ろにはシマウマやガゼルがいます。 | 獲物を狙っているようです。 | 目標を定めます。以後、動画を参照。 | 狩りに失敗してしまい、一休みです。 | チーターの狩りが成功したら横取りしようと待っていたハイエナもまだいます。 |
お休みモードに入ってしまったチーターです。 | ヘビクイワシが獲物を探しています。 | 木の上にはハゲワシがいました。 | ホテルに戻って朝食です。 | ワニが潜むマラ川に、マサイ族が飼っているヤギやウシが水を飲みに降りてきました |
違うビールも飲んでみました。ビールは300ケニアシリング程度です。100円が70ケニアシリング。 | 昼食です。 | 標高1656m。 | 14時で気温28.1℃。気温はそれほど高くありませんが、日差しは強い。 | 湿度56.4%。日陰なら快適です。 |
ロッジのレセプション。 | 空港に着いたら猛烈な雨になりました。 | 飛行機がやってきたようで一安心。 | 猛烈な雨、水も溜まっている中飛行機に乗り込みます。 | もう1機の方に、ロッジからの迎えの車が集まっています。青空も見えますが、まだ猛烈な雨は続いています。 |
迎えの車に向かいます。 | 水煙を上げて滑走しています。 | こちらの飛行士の副操縦士は女性でした。 | 搭乗ゲートがある国際空港ビルの2階。このあたりは中央付近。 | 8番ゲート。さらにここからバスで移動して飛行機に乗り込みます。 |
赤線30日朝のサファリ、茶色28日夕方のサファリ
保護区外のそれほど広くない地域を動いていたことがわかります。
でも、実感ではとても広い場所を探しまわったような気がしました。
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