ヨルダン9月8日

シク・アル・バリド、マタバ聖ジョージ教会、ネボ山

 この日はペトラから死海への移動日。朝7時半過ぎにホテルを出発します。谷の上に出るとペトラの展望が得られる場所があります。もちろ宝物殿は見られませんが、大劇場や列柱回廊などが見えます。

 8時45分ころに、リトルペトラともいわれるシク・アル・バリドに着きました。ペトラと同じく、シーク(細い通路)を抜けると聖堂やお墓などの遺跡が出てきます。こじんまりして楽しいところです。1時間ほどかけて見学しました。

 バスの車窓からはオリーブの木々が見えています。ただ、日本の「緑豊か」とはまったく違います。

 マタバは大きな街でした。また、ここはワジ・ムジブ観光(キャニオニング)の基点の街でもあるようです。看板をたくさん見かけました。昼食のレストランはキリスト教徒一家が経営しているということで、ビールはもちろんありました。あと、食事はビッフェ方式ではなく、テーブルまで持ってきてくれます。食事のあとはセント・ジョーンズ教会の見学です。立派なモザイクは隣のお土産屋さんに写真が飾ってあり、ガイドさんの説明がありました。その後、教会内を見学します。少し街を歩いてバスに戻ります。途中イスラム諸国には珍しいお酒屋さんがあったのですが、あいにく定休日でした。

 今日の行程の最後は、モーゼ終焉の地というネボ山です。ここまで来ると死海が見え出します。ここネボ山は標高650 m程度、ここから標高マイナス350 mのホテルまで、1,000程度を一気に下ります。

 死海のホテルはモーベンビック・リゾート、巨大なホテルです。部屋から死海までもかなり距離がありそうです。この日は湖畔まで行かずに休むことにしました。

 

20220908covere.jpg (144309 バイト) 左の写真をクリックすると、この日のアルバムをご覧いただけます。
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上のクリックすると得られるKMLファイル(google earthファイル)をもとに、ネボ山から死海までの断面図を作って見ました。
標高650 mから標高マイナス350 m程度まで、1,000ほどを下ります。

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