朝、4時ころ起きて外を見たらきれいな星空でした。慌ててカメラを準備して星空を撮影しました。
この日はヨルダン最高峰、ウンム・アーダミ山登山の日です。出発は、早めの7時予定。3台の四駆(トヨタ・ハイラックス)の荷台の仮設ベンチに乗り込みます。
四駆は砂漠を疾走。途中、先行車が坂道でスタックするほどの道でした。体も揺れる、揺れるどころか跳ね上がるほどでした。でも、意外と砂煙は立っていませんでした。
登山道入り口まで約2時間。登山道入り口から見上げる岩壁は、どこに道が着いているのかというほどでした。実際、尾根に出るまでには手も使って登るような所もありました。
登山道入り口の標高(気圧を利用した高度計)は1,417 mを示していま。初めは岩壁の苦しい急登、鞍部に出て一休み。ここらは尾根です。さすがに手を使うような所はなくなりましたが、急登は続きます。適宜小休止(水飲みタイム、展望タイム)を取りながらゆっくり登っていきます。日差しが強い。OS-1の粉末(大塚製薬の直販で手に入ります)をミネラルウォータに溶かしものをペットボトルに入れて持ってきて正解でした。熱中症気味の人にわけることもできたし。OS-1ってふつうはとてもまずいけど、熱中症気味のとてもおいしい。
頂上到達は11時ころでした。高度計は1,771 mを表示しましたが、実際は1,854 mとのことです。ヨルダン最高峰。もっともヨルダンの人にはここが最高峰だとはあまり知られていないそうです。(山に興味がない?)。頂上は360°の大展望。ただ、どこがどこだかわかりません。もうサウジアラビアとの国境も近く、軍事施設らしい塔も見えます。また、ヨルダン側の下には国王の別荘という白く丸いドームも見えます.。四駆で走ってきたところもよく見えます。ただ、やはり空には塵が漂っているようで、遠くの景色は霞んで見えます。
11時20分ころ下山開始。急登だったので、当然急降下です。12時40分ころに登山道入り口に戻りました。四駆で日陰に移動。ドライバーさんたちが用意にしてくれた、熱いチャイがおいしい。
帰りはワディ・ラム砂漠をノンストップ、猛烈な勢いでホテルに戻りました。
ホテルで遅めの昼食、荷物を簡単に整理してペトラに向かって出発です。少し北上することになります。途中昨日見た線路では何かイベントが行われていました。長い貨物列車や蒸気機関車が停車していて、大勢の観光客が集まっていました。
途中、ペトラが見えるというドライブインで一休み。ただ、岩山が見えるだけでどこがペトラかわかりませんでした。全体がペトラ、有名な宝物殿は外からは見えないところにあります。
ペトラのホテルまでは、ここからだいぶ下ります。近づくにつれてたくさんのホテルが出てきます。宿泊するホテルは、ペトラ遺跡入り口の隣という絶好地にあるつペトラゲストハウスです。
連泊なので気楽、疲れていたのでバタンキューでした。
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