ギリシャ物語8日目（6月12日）

　船でサントリーニ島〜先史博物館〜アクロティリ遺跡、イアの夕日

　　この日の午前は移動日、7時にホテルを出て、イクラリオンの港を8時に出港します。サントリニまでは2時間ほど。島に近づくと、カルデラ壁が迫ってきます。サントリニ新港は10時過ぎに到着。新港からは車でカルデラ壁上の街に出ることができます。船はサントリニからさらに先に行きますが、ここサントリニ島でものすごく大勢の乗客が降りました。

　まず訪れたのが、ティラの中心近くにある先史博物館。昼食を挟んで、午後は島の南部にあるアクロティリ遺跡の見学。日差しが強く、とても暑い日でしたが、ここは遺跡全体がすっぽり屋根の覆われていたので助かりました。ミノア文明の圏内、紀元前1600年ころのサントリニ火山の大噴火で滅んだようです。ただ、死者はほとんど発見されていないので、大噴火の前兆があり、住民の多くは逃げ出せたという説もあります。

　その後、ホテルに入って一休み。ホテルの部屋は残念ながら窓のない洞窟部屋でした。ただ、外に出ればすぐプール、そこからはカルデラの反対側の穏やかな島の姿が見られます。せっかくプールがあるので一泳ぎ。

　そのあと夕日で有名、島の北側にあるイアを訪ねます。散策の跡で夕食。夕食後、夕日のスポットへ。残念ながら夕日は海に沈まず、雲に沈むものでした。そのまま、イアのレストランで夕食をとり、ホテルに戻ります。ホテル野プールの端からは、ティラの街の明かりがきれいに見えました。

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2024年6月記　

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