エチオピア(12月26日)

アハメッド・エラで塩のキャラバンやダロール地区の見学

 この日は朝食前(日の出前)に、キャンプ地であるアハメッド・エラ村近くにラクダの隊商(キャラバン)を訪問します。まだ、暗い中、キャラバンが動き出します。ラクダ1頭でいくらと税金が決まっているということで、税金を払ったグループごとに名前を読み上げられ、出発して行きます。しばらく見学したあと、キャンプ地に戻りちょうしょくとなります。朝食はおかゆとスクランブルエッグ、飲み物という感じです。

 朝食のあと、アサレ湖の塩の採掘現場の見学です。大勢の人たちが、かつては塩湖の底だったところから岩塩を掘り出していました。塩の採掘現場には、武装兵が警戒していました。

 塩の採掘現場を見学したあと、ダロール火山(ダロル火山)をめざします。1926年の火山活動のあと、熱水の噴出が続いている地区です。緩やかな傾斜で、かつての火口だった、いまは熱水を噴出する場所に登ることができます。ただし、この地区も武装兵の同行が必要です。ダロール火山は低地から盛り上がっていますが、頂上でも標高は-100m以下の値でした。

 その後、“黒い水”がわき出ている不思議な池に行きました。何が溶け込んでいるのかわかりませんが、ともかく塩分濃度がものすごく高い水(お湯ではない)で、ペットボトルでくみ上げて、近くの岩にかけるだけで塩分が析出します。

 昼食は地元の人たちが“塩のお母さん”と呼んでいる小山(塩の塊?)の日陰で、スパゲッティとパンを食べました。とても暑いので温度を測ったら、33.4℃でした。意外と暑くない。でも、日差しが強いので日陰を出ると、ものすごく暑く感じます。

 昼食後、塩湖(アサレ湖)で裸足になって「塩拾い」を行いました。その後、何組かのキャラバンを追い越しながらキャンプ地に戻りました。

 日が暮れると星空が広がります。夕食はカレーライスでした。キッチンカーに電源があるので、食堂の明かりを点けられるだけではなく、冷えたビール(2ドル程度)も飲めます。

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アハメッド・エラの早朝、ラクダのキャラバン隊が塩の採掘に出かけます。

ダナキル砂漠、ダロールの熱水活動の様子です。
ダナキル砂漠、「黒い水の池」です。
ダナキル砂漠、「塩のお母さん」の頂上からの展望です。

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まだ夜が明けない前から、隊商(キャラバン)が動き出します。すごい数のラクダです。 キャラバンが動き出しました。 朝日が登る中、キャラバンが移動します。 キャンプ地での朝食です。おかゆ、スクランブルエッグ、飲み物という感じです。 村に軍(?)の給水車やってきました。女の人たちが集まってきます。
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蜃気楼(逃げ水)です。 塩の採掘現場。岩塩を掘り出す人、四角に整形する人などに分かれて作業します。 岩塩の結晶です。レンズ・キャップは62mm。 塩の採掘中は、ラクダにとってしばしの休息時間です。 このあたりは海抜-150mくらい、海水面より低い低地です。ちなみに気温は33℃弱湿度は52%程度でした。
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塩の大地を四輪駆動車でダロール火山に向かいます。 山腹にあるかつての熱水噴出口。 ダロール火山の火口。 熱水には、イオウがたくさん含まれているようです。。 熱水の池です。
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ダロール火山中腹から、ダナキル砂漠(塩砂漠)を見ています。 ダロール火山の近くある「黒い水の池」です。写っているのは同行しているアファール族の“長老”です。 黒い水の池近くで見られた蜃気楼(逃げ水)。 昼食時、温度計は33.4℃を示していました。下は塩の粒です。湿度は36%程度でした。 “塩のお母さん”の頂上から昼食をとった場所(車の後ろ)を見下ろしています。
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“塩のお母さん”の頂上から塩の採掘場を見ています。その後ろには塩湖(アサレ湖)が見えます。 アサレ湖です。所々に食塩水がわき出ている泉があります。後ろにラクダのキャラバンが見えます。 塩の運搬をしているキャラバン。 テントの上に月齢2日くらいの月と金星が見えました。 この日の夕食。食堂棟の中で食べます。

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