メケレから四輪駆動車でアハメッド・エラへ。
8時過ぎにホテルを出発します。街を少し出て崖を登ると街を一望できるようになり、もう少し登ると高原状に大地が広がっています。さらに少し走って、舗装道路から分かれて右に曲がるといよいよダート路となります。このあたりから、キグレ族の石造りの家が散在します。また、ラクダの姿を見るようにもなります。
アファール低地に向かう前、高地と低地の境で一休み。ロバの死体が近くにあり、そのためか空をハゲタカがが舞っています。ここから一気に2000m以上を下ります。途中、アファール族の女性たちが家を造っていたので突撃訪問します。アファール族の家造りは女性の仕事だそうです。
また少し行くと、ベルファーレの集落に出ます。この集落の「茶店」で昼食(ランチボックス)です。その後「コーヒー・セレモニー」がありました。白いコーヒー豆を煎ることから始め、それを壺の中に入れて棒でたたきつぶし、ポットで煮出します。小さなカップに注いで飲みます。漉さないので、最後にカップの底にコーヒーの粉が残ります。コーヒーは3回くらい繰り返して煮出します。
ベル・ファーレの集落の河原にはラクダの隊商(キャラバン)が休んでいました。ここからさらに谷をアファール低地へと下ります。谷の壁には見事な地層が露出しています。
谷を抜けると、カナダとの合弁で肥料の原料となる炭酸カリウムを掘っている場所が出てきます。現地ガイドさんがめざとく遙か彼方らかこちらに向かいつつあるラクダの隊商を見つけたので、そのあたりで少し待つことにしました。アサレ湖に塩の採掘に向かうキャラバン隊です。ラクダは何頭かがつながれていて、それらのグループが何組も何組も続き、やり過ごすのが大変なほどでした。きっと500頭以上、もしかすると1000頭近くのラクダがいたかもしれません。
ダナキル砂漠のキャンプ地アハメッド・エラに到着して、テントに荷物を入れたらもう18時過ぎになっていました。キャンプ場の標高は-90m近く、標高の高いところで水を飲んだペットボトルはつぶれていました。
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ホテルの朝食。 | ホテルの窓から見るメケレの街。 | メケレで泊まったホテル(AXUM)。 | ホテルで見たきれいな鳥(氏名不詳)。 | メケレの街の方を見ています。 |
崖を登ると標高は約2300m。 | 気温は23℃程度ですが、日差しはものすごく強い。 | エチオピア正教の教会。 | 空を舞うハゲタカ。1羽の拡大はこちらとこちら。 | 地上に降りたハゲタカ。 |
アファール族の家の骨格。この上にむしろをかけていきます(後ろの家)。 | アファール族の集落で見たヤギ。 | これがこの日の昼食です。あと飲み物が出ます。 | 茶店の女将さん(?)がコーヒーを入れてくれます。 | ベルファーレの集落です。 |
アファール低地に向かう谷の壁。右側が低地側。 | 遙か彼方からラクダのキャラバン隊が近づいてきます。 | キャラバン隊がやってきました。アサレ湖に塩の採掘に行くところです。 | ラクダの顔をアップしてみました。 | 通過するキャラバン隊。 |
塩を積んだキャラバン隊とすれ違います。拡大はこちら。 | 塩を積んだラクダが通りすぎます。 | これがこの日のテントです。 | コックさんとキッチン・カーが同行しているので、冷えたビールも飲めるし、このような食事もできます。 | 食堂棟とオリオン座です。 |