アラスカ（8月27日）

アラスカ鉄道、デナリ国立公園

　この日の半分は移動です。アラスカ鉄道でフェアバンクスからデナリまで。昨日（今日の早朝）3時半ころ戻り、出発は7時という強行軍。荷物の整理や朝食もあるので、徹夜になりました。

　アラスカ鉄道のフェアバンクス駅でしばらく待ちます。駅にはお土産物コーナーやジオラマの部屋（老人二人が管理？）などがあって飽きません。ホームに出て列車の撮影などもしました。列車はアラスカの大地を走ります。列車のうち何両かは2階建て、2階は展望車になっています。これにも等級があるらしく、両方とものぞいてみました（等級が上の方は、普通車のチケットでは立ち入り禁止らしいです）。またカフェもあります。珈琲を頼んで少しのんびりしました。

　デナリではホテルまでのバスを少し待つことになりました。この駅にもお土産コーナーがあり、待ち時間をつぶします。ホテル（Denal Park Village）に着いたあと、デナリ国立公園内を走るバス（専用のサファリバス）に乗ります。ランチボックス付き（ほとんどお菓子）でした。バスは他のホテルにも寄って、そこでもお客さんを乗せます。座席数50ほどのバスは満員になりました。運転手さんがガイドを兼ねていて、動物を見つけると案内をしてくれます。さらに自分が撮影したビデオ映像をリアルタイムでバス内のモニタにも映してくれます。ムース、クマ（グリズリー）は間近まで近づいてきました。あと、カリブー、シロヤギなどは遠くから見ました。人の声に慣れさせないために、動物が近くにいるときは声を立てないようにします。車のエンジン音は平気だそうです。

　動物を堪能したあと、ホテルに戻ったのは21時半ころ、夕食は22時ころからになりました。食事が終わったあと、レストラン棟から宿泊棟への道が暗く、ちょっと大変でした。

　この日も長い一日でした。まあ、動物をたくさん見られたので良かったです。

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