この日の午前は長坪溝(ちょうへいこう)ハイキング。午後は巴郎峠を越えて臥龍まで。この日見た花はこちらをクリック。
四姑娘山(すーくーにゃんさん)が見えないかと、朝5時にホテルを抜けて、昨日の第一仏塔を目指そうとしたのですが、出発直後から雨です。栄誉ある撤退をしました。
雨の中、8時にホテルを出発し、ホテル近くの入り口から専用車に乗って長坪溝入り口のラマ寺へ。このラマ寺は文化大革命で破壊されてしまって廃墟になっています。壊される前は数千人の僧侶がすんでいたそうです。
8時半ハイキング開始。ハイキング道は森の中の木道です。細かいアップダウンがあります。それより木が雨で滑ります。雨だし、森の中だし、展望はありません。でも、両側に見られる花がすばらしい。
ゴールの枯樹灘(こじゅたん)には9時50頃に到着。名前の通り枯れた木が川の中の立っています。簡単なおみやげ物屋さんもあります。おまけになぜかラクダもいました。
帰りは同じ道を引き返します。12時頃ホテルに戻って昼食です。
13時ホテルを出発して臥龍(がりゅう)を目指します。雨は止みましたが、まだ雲が厚い。四姑娘山の展望ポイントという猫の鼻で止まります。昨日の鍋荘坪(かそうへい)の第一、第二仏塔はよく見えます。でも、その背後に見えるはずの四姑娘山は見えません。昨日の朝食前に行っていれば見えただろうにと、ちょっと残念に思えます。
この日の展望はあまりよくありません。でも高山植物がすばらしい。何回も車を止めて撮影タイム。そうこうしているうちに、今回の旅行の最高地点、巴郎山(ぱろうさん)峠です。15時頃になっていました。公称4523m、私の高度計は4275mを指しています(時刻のデジタル表示は日本時間)。ブルー・ポピーなどのポピーが群生しています。
今回の旅行では高度4000mを何回か越えましたが、私は特に異常はありませんでした(脳が省エネ設計=あまり活動していないので要求酸素量が少ない)。ただ、花を撮影するためにかがんでから、いきなり立ち上がると頭から血が引く感じです。速く歩けばもちろん息は切れます。
その後も何回か車を止めて、高山植物の撮影。そのために臥龍ホテルの到着が予定よりかなり遅れて17時45分頃になりました。この時間ではもうパンダ保護センターは閉まっているので、パンダとの対面は翌日に繰り越しとなりました。
臥龍ホテルはパンダ保護センターに近く、アメニティ・グッズをはじめ、ホテルの至る所にパンダマークがあります。
臥龍ホテルでは自室から外線電話ができず、インターネットの接続できませんでした。
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