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(1) ミニヤコンガ
ミニヤコンガを見ようと、朝6時頃からホテルの屋上で待機します。だが、雲が厚い。時々ちらっと稜線の一部が見えます。これでも少しだけ見えたので、我慢しなくてはならないかと思っていましたが、突然に稜線が見え始めます。
あとは写真の通り。雨期のこの季節にこれだけはっきりと見えたことは、ラッキーとしかいいようがありません。
少し頂が見えた! | 東の空が白んできた。 | だが相変わらずミニヤコンガは雲の中。 | 突然に稜線が見え始めた。 | もう少しで全体が見える! |
ほぼ稜線全体が見える。 | ミニヤコンガ主峰の鋭いピーク。 | ミニヤコンガの全貌。 | ミニヤコンガを背景に記念写真。 | ミニアコンガ! |
(2) 旅程
今日は3号営地から、甘孜(かんぜ)チベット族の自治州の州都、康定(こうてい)に向かいます。
まず3号営地の露天風呂へ。源泉は90℃を超えているそうですが、上から下に棚田のように露天風呂が並んでいて、下に行くほど低い温度のお湯になっています。下の温度の低い方のお風呂は、中国人観光客がプールとして遊んでいます。そう、この露天風呂は水着着用。
その後、磨西鎮(ませいちん)のホテルに戻って預けたスーツケースを受け取ります。ホテルで昼食をとった後、磨西古鎮(ませいこちん)の散策。一つの通りの半分くらいの長さに磨西鎮の古い町並みが残っています。
散策の後は峠越えの移動です。標高は4000m近い。車から降りて花の写真を撮るときがつらい。しゃがんだ姿勢から、思わず平地でのように急に立ち上がると、頭から血が引いてふらっとします。もちろん、急いで歩くと息が切れます。
でも、花がきれい。 峠付近にはチベット族でしょうか、ヤク、あるいはヤクとウシを掛け合わせたヤクウシ(?)の放牧に来ている人のテントもありました。また、峠の反対側には「冬虫夏草栽培研究所」もあり、広大な土地を確保して、冬虫夏草の栽培の研究を行っています。
峠の上の方は浅いU字谷ですが、下っていくと深いV字谷になります。日本では○○峡とでも名付けられ、ここだけでも立派な観光地になりそうです。
さらに下ると、本当に狭い谷間のごくわずかのスペースを利用し、またかなり高いところの斜面までを利用し、畑を作っています。
橋を渡り右側からもう一つの川が合流しているところで曲がると、いきなり大きな街が出現します。ここが甘孜チベット族の自治州の州都、康定です。たとえは悪いですが、本当に山の狭い谷間の「××のチベット」とでもいうところに大都会があることに驚きます。ホテル到着は17時半ころになっていました。ホテルの名前は康定情歌大酒店というロマンチックな名前でした。
早速街の探検。背後には岸壁が迫る谷間の街、でも立派な中央広場があり市民たちが散策をしたりしています。驚いたことにこの中央広場の地下は近代的なショッピング街になっていました。ホテル近くのスーパーマーケット(超市)では、ホテルで10元で売られているミネラルウォーターが1元程度で手に入ります。夕食は当然四川料理でした。
このホテルでは部屋から外線電話ができ、インターネットに接続することもできました。