高尾山−景信山

 2012年12月2日、高尾山から景信山までを歩いてきました。前々回の高尾−景信はこちら。前回はこちら

 6時20分ころ、京王線高尾山口から右手の1号路に入り、登り始めました。途中東側が見えるところもあり、朝日が昇ってきました。ケーブルカーの高尾山駅前は、東から南東方面の展望が優れています。この日は都心の高層ビル群、スカイツリー、高層ビルの間から東京タワー、さらには江ノ島まで見えました。

 この日は復旧した4号路(吊り橋コース)を登ることにしました(そうすると薬王院はパスすることになります)。高尾山の北面のコースなので、開放的な稜線の稲荷山コースと比べると少し薄暗い感じもします。吊り橋(みやま橋)を過ぎると登りがきつくなります。日陰から上ってくる道(森の図書館は焼失したそうです)と合流すると、道はそのまま1号路と合流するコースと、まだ少し1号路の下を巻くコースに別れます。下を巻くコースが1号路と合流するところ(水洗トイレあり)からは、頂上はもうそこという感じになります。

 頂上(599m)には7時20分ころに着きました。まだケーブルカーを使った人たちは来ていないので、頂上はすいています。頂上からは東側(都心側)の展望があり、少し行ったところ(デッキ、昔は茶屋があったと思う)からは、丹沢、富士山、手前に相模湖などがよく見えるところがあります。この日は、相模川の谷に雲が出て、その上に富士山という感じで素敵でした。

 展望を楽しんだあと、小仏城山を目指します。頂上から降りて頂上周回路(5号路)を越えると裏高尾です。少し登った茶店(細田屋)あたりがもみじ台で、ここも丹沢、富士山方面の展望があります。さらに行くと一丁平。ここには立派な展望デッキがあり、雄大な展望が楽しめます。南アルプスもかろうじて見えます。この日はさらにジョウビタキのメスも近くにやってきました。

 さらに登ると小仏城山(670m)です。9時過ぎに着きました。頂上は広い園地になっていて、茶店(城山茶屋)もあります。大きな電波塔もあります。ここからも展望も良好です。

 さらに小仏峠を目指します。少し急降下の所もあります。トレイルランの人も大勢来ています。霜融けで道が滑るので、見ている方が心配になります。実際一人、転んでいました。

 小仏峠の手前と峠に1軒ずつ、もう営業していない茶店(の建物)があります。小仏峠はそのまま通過して、景信山を目指します。峠からは何回か急登があります。最後の急登の右側が開けていて、とても気持ちのよいところです。この日は江ノ島もよく見えました。この最後の急登を頑張ると、頂上園地です。10時過ぎに着きました。頂上には2軒の茶店があり、上の茶店のさらに上(裏)が、景信山の頂上(727m)です。景信山からは関東平野が一望でき、その後ろの日光連山、筑波山、都心、房総半島、川崎、横浜、さらには江ノ島まで。ただ、だんだん風も強くなり、雲も増えてきました。早めにここまで来てよかったと思います。

 景信山からは、そのまま陣馬山まで縦走するコースと、下山するコース(トイレ側)に別れます。小仏目指して下山することにしました。ここからしばらくは日当たりがよく、つまり霜柱が融けてぬかるんだ道となり大変でした。さらにこの日は、100人を越える団体客、その他大勢の一般登山者も登ってきて、しばらく渋滞でした。少し下ると、小下沢(こけさわ)とそのまま林道に下る道の分岐です。そのまま林道に下ります。

 かなり降りるという感じでようやく林道につきました。ここは中央道小仏トンネルの入り口が近いところです。休日のバスは、9時台から11時台まで小仏発高尾駅行きは00分、20分、40分と1時間に3本あるのに、11時40分の次は12時40分までありません。一応この日は、11時20分を目指していて、そのバスに乗ることができました。

 バスは20分ほどで、高尾駅北口に着きます。最近の高尾駅に着いたときの定番、北口駅前の玉川亭で打ち上げです。自宅に戻ったら雲も厚くなっていて、日が当たっていた高尾山から景信山より寒く感じる天気になっていました。

画像をクリックすると動画が再生されます。

高尾山口から高尾山まで。youtubeにリンクしています。

高尾山から小仏城山まで。youtubeにリンクしています。
小仏城山から景信山、そして小仏へ下山。youtubeにリンクしています。

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