2014年5月4日、奥多摩の入門コース高水三山です。2005年8月23日の記録はこちら。2010年1月24日の記録はこちら。2011年4月22日はこちら。
お気楽に高尾山付近に行こうかと思っていたのですが、前日(5月3日)、NHK BSプレミアムで「高尾山ハイキング大百科」という番組が放映されたので、高尾山は大混雑になるかと思い、これまたお手軽な高水三山に行ってきました。自宅近くの駅を始発で出発すると、JR青梅線の軍畑駅には7時前に着きます。身支度を調え、7時ころ出発。最初の高源寺までの30分の車道歩きがちょっとつらい。高源寺脇を少し行くと登山道です。最初は砂防ダムの横の急登です。花々に慰められながら登ります。急登は尾根に出ても少し続きます。傾斜が緩くなったら高水山常福院は近い。
高水山常福院は8時30分。車道が崩壊したとのことで、常福院までは車でこられなくなっているようです。ここから少し登ると高水山です。来週開催されるトレイルランの練習に来た4人グループのたちに記念撮影を頼まれました。高水山直後は急降下。あと少しのんびり歩いて、岩茸石山直前の巻き道との分岐からまた急登になります。岩茸石山の頂上に着いたのは9時、歩き始めて2時間かかりました。頂上にはすでに一人いました。
この日は晴れてはいるのですが、春霞で遠くの展望はありません。それでも目をこらすとかろうじてスカイツリーが見えました。奥多摩の山々はよく見えます。頂上ではテルモスに入れてきたお湯でカップラーメンのおやつにしました。30分ほどの大休止。その間に三々五々、登山客が登ってきます。9時30分に惣岳山を目指して出発。この頂上直下も急降下です。急降下が終わると、あとはのんびり。こちら側からも大勢の人たちが登ってきます。
惣岳山も巻き道との分岐から惣岳山頂上へは手も使う急登になります。降りるのに苦労している人がいました。高水三山は奥多摩の入門コースとはいえ、結構急なところもあります。惣岳山は10時10分でした。ここはもともと展望のない、青渭神社(奥の院)があるだけの頂上です。そのまま通過しました。
頂上下の水場(神社のご神水)で、この日もカエルの鳴き声らしきものが聞こえました。下山路の途中、高圧線の鉄塔、JR古里(こり)線、新秩父線(50万Vを送電している巨大鉄塔)、多摩川第三線と3回遭遇します。少し登り返してから、あとは御岳駅を目指して下るだけ。登山道入り口に降りたのは11時半でした。岩茸石山からのコースタイムは1時間45分ですから、15分ほど余計に掛かっています。やはり下りがダメです。まあ、前回と同じようなものでしたが。
高尾山ほどではないでしょうが、大勢の人たちが登っていました。早めに終了して正解でした。
打ち上げは例により玉川屋です。この時間、もう入り口前に大勢の人たちがいましたが、その人たちは煙草を外で吸っている人たちでした。でも中に入るとやはりそこで行列。結局20分ほど待ちました。ざるそば(750円)、ヤマメの塩焼き(700円)、澤乃井生酒(750円)を頼みました。さらに季節もののタラの芽とタケノコの天麩羅(600円)も追加してしまいました。
会計の時に横にあったわさび漬けを買ってしまいました。さらに駅で地元のお店が売っていたわさび漬けと川海苔の佃煮も買ってしまいました。13時3分発予定の電車は少し遅れて到着。自宅には15時ころ戻りました。
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JR青梅線、軍畑駅。 | 高源寺。 | 砂防ダムの脇を登ります。 | ||
登山道は谷底から尾根を目指します。 | 尾根に出る前、木々が伐採され展望が開けたところがあります。 | |||
尾根に出ました。 | 高水山常福院。 | 高水山山頂(759m)。 | 新緑の中を歩きます。 | |
岩茸石山頂(793.0m)。展望は動画を参照。 | 川乗山(川苔山)。 | 棒ノ嶺(黒っぽく見える)。 | 雲取山。 | 高水山の左にかろうじてスカイツリー、右は都心の高層ビル群。西武ドームはよく見えます。 |
本仁田山、後ろは雲取山から続く石尾根。 | 頂上の一角にツツジが咲いていました。 | 岩茸山直下。 | 新緑がまぶしい。 | 高水山(右)から岩茸石山(左)。 |
谷間の集落。 | 惣岳山。 | 惣岳山の急傾斜を降りる登山者。 | 惣岳山(756m)。 | |
ご神水。不思議な声は動画を参照。 | ご神木。 | 新秩父線の巨大鉄塔。 | 大勢の、それも若い人たちが大勢登っていきます。 | こんな登山客が多い道なのに、クマが出たそうです。御岳駅側の登山道入り口。 |
JR御岳駅。 | ざるそばと生酒。 | ヤマメの塩焼き。 | タラの芽とタケノコの天麩羅。 | 外でも待っている人がいる、この日の玉川屋。 |
2014年5月記