2009年3月12日、日の出山に行ってきました。
JR線立川駅6時2分発武蔵五日市行きはわずかな差で乗れず、次の6時10分奥多摩行きに乗ります。この電車では拝島での乗り換えとなり、6時39分発の武蔵五日市行きまでしばらく待ちます。これに乗ると7時過ぎに武蔵五日市行きに着きますが、上養沢行きのバスが7時3分なので少し忙しい。このバスにはたぶん都立武蔵五日市高校の教職員と思われる方がたくさん乗ってきました。
バスのアナウンスで、軍道はそのまま“ぐんどう”と読みことを知りました“いくさみち”とも読めるし。途中の大岳鍾乳洞は公開を停止してから久しいようです。上養沢(470円、ICカードOK)まで乗ったのは私一人。7時半くらいから歩き始めます。最初は林道です。15分ほど行くと日の出山への登山道入り口があります。ここにはトイレもあります。この登山道を登らずに、まっすぐ林道を行くと七代の滝から大岳山に行くことができます。
このルートは日の出山まで結構急登が続きます。奥多摩の山は古い地層からできているので岩が硬く、地形が急峻です。途中廃屋のような建物が建っています。かつての養沢鍾乳洞(閉鎖中)小屋らしいです。登山道は巨大な石灰岩の脇を通るようにつけられています。
急登を我慢して登ると、白岩滝からの道と合流します。この合流点から頂上までは、まだ25分ほどあります。頂上に着いたのは8時55分くらいでした。頂上付近は整備の最中で、工事の人が手すりなどをつくっていました。通いで工事しているのか、御嶽山の宿坊に泊まっているのか。ただ頂上付近は霜どけで、下がぐちょぐちょでした。
天気はいい方だったと思います。春らしく霞んでいましたが、それなりに展望がありました。例によりテルモスのお湯でカップそばをつくる間、写真タイム。ただ風がものすごく強い。テーブルのある四阿では寒いので、日だまりに移動しました。9時15分には頂上を出発しました。
下りは吉野梅郷を目指します。前回はきちんと尾根をたどったのですが、今回は軽四駆なら通れそうな巻き道を使いました。途中の梅の木峠は10時通過しました。その直後に送電線(新所沢線)の巨大鉄塔の脇をとおります。ここは片側斜面が削られて展望がよくなっています。三室山は巻き道を通過してから登り返しました。
さらに琴平神社へ。登山道からほんの10mも離れていません。登山道に戻らず参道をそのまま下ると、もとの登山道に合流します。ここからは登山道と参道が一緒になっているわけです。梅郷ゴルフ場の脇を通過すると、登山道入り口(参道入り口)に着きます。10時55分ころでした。
吉野梅郷の梅の公園(200円)の梅はちょうど満開でした。また、ツツジも少し咲いていました。ただ、ものすごい人出でした。このためか、打ち上げをしようとした谷津というおそば屋さんには長い行列ができていました。そこで、恒例の紅梅苑(和菓子屋さん)で少しお土産を買って、日向和田発12時45分の電車乗り、拝島で乗り換えて、立川に出て、立川駅グランデュオ立川7階の中華街で“打ち上げ”をして帰りました。
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養沢鍾乳洞小屋 | 日の出山頂上(902m)。 | 頂上からの展望。左から御岳神社奥の院、御岳神社、御前山、雲取山など。 | 大岳山。肩に施設が見えます。 | 馬頭刈尾根からかろうじて富士山が頭を出しています。 |
東京湾も見えました。 | 丹沢の大山。主峰群はこちら。 | 三室山(647m)。 | 琴平神社からの眺め。 | ちょうど満開だった梅の公園の梅。 |
2009年3月記