2013年7月12日、苗場山に行ってきました。前回はこちら、前々回はこちら、前々々会はこちら。
前日の11日、14時半ころ自宅を出発。中央道、圏央道経由で関越道に入り、関越道湯沢ICで降ります。途中ののコンビニで食糧をゲットします。祓川コース駐車場までの林道が閉鎖されていたら、仙ノ倉山にしようと思っていましたが、林道が開放されていたので、予定通り苗場山にしました。
三俣で三国街道から別れ、地元の細い道、さらに苗場山林道(1車線の簡易舗装)に入ります。途中にゲートがあり、一般人(山菜採り)は通行止めのようですが、登山者はOKのようです。町営の駐車場(無料)には18時半ころに到着。車が2台止まっていました。上で夜を過ごしている人の車のようです。早速車の中を寝るスタイルにしてから、夕食です。
19過ぎには就寝。寝るころは熱かったので、シュラフに入らずに寝ていたら、12時ころ寒くなって起きました。で、シュラフに潜って睡眠再開。3時ころ、どこかの車の盗難防止アラームの音で起きました。結局鳴り止まず、でもそのまま走り去りました。正規のキーでエンジンをかけたら、アラームは解除されるはずなのに、どうしたのだろう。
もうヘッドランプが必要がなくなった4時に駐車場を出発。4時半ころに和田小屋に到着。登山届けを書いて、登りはじめます。下の芝は5時50分ころ通過。木道はさらに整備され、平成23年、平成24年施工などの表示がしてあるものも出てきます。中の芝は6時40分ころ通過しました。次いで上の芝は7時ころ。股すり岩、神楽ヶ峰を過ぎると、富士見平の大下りになります。かなり降りたところに雷清水があり、そこで休憩します。7時50分ころでした。最鞍部までは神楽ヶ峰から140m以上の下り、ここから苗場山までは260mほど登らなくてはなりません。
最鞍部のお花畑過ぎると雲尾坂の急登になります。だがここも、かなり急な坂、かつては補助ロープが垂らしてあったところも、ほとんど木の階段になっていました。かなり疲れましたが、ようやく頂上の一角の木道にたどり着きます。少し歩き、かつての遊仙閣跡付近にある頂上に着いたのは、9時ころでした。登りに5時間かかりました。コースタイムは4時間15分です。
木道を伝い頂上湿原の端の方にある苗場神社まで行って、ヒュッテ下の休憩場所まで戻って、昼食(パン)の時間にしました。
10時40分ころ、せっかくの晴れですが、帰りも長丁場なので下山を開始します。雲尾坂を急降下、お花畑から石清水。石清水で一休み。11時40分でした。その後、神楽ヶ峰まで登ります。神楽ヶ峰の分岐を登ってみましたが、何もありませんでした。神楽ヶ峰を越えると、あとは長い下りとなります。
上の芝は12時35分、中の芝は12時50分。この頃からガスが出てきました。下の芝は13時20分。ここからが長い。和田小屋の登山道入り口に戻ったのは14時25分、さらに駐車場に戻ったのは14時45分でした。
往復で10時間以上かかりました。同じ晴天の日の登山だった2008年と比べて2時間以上かかりました。少しまずいかも。
15時駐車場を出発。帰りは、途中で練馬IC付近事故渋滞の知らせが入ったので、圏央道経由にしましたが、中央道も渋滞していて、帰宅したのは18時半ころになってしまいました。
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11日の駐車場。 | ここが登山道の入り口です。奥に雪が積まれています。 | 朝日が昇ってきました。 | ギンリョウソウ(銀竜草)です。 | 下の芝です。 |
中の芝。 | 中の芝から仙ノ倉山、谷川岳方面を振り返ります。 | 上の芝。 | 股すり岩から神楽ヶ峰を見ています。 | 富士見坂から雲尾坂を見ています。 |
唯一の水場、雷清水。 | 頂上の一角に出ました。 | 地塘が点在する美しい頂上です。 | 雪も残っています。 | ここが頂上(2145.3m)です。 |
苗場山頂上ヒュッテ裏の展望台からの眺め。 | 頂上の湿原の木道を散策します。 | まだ木道が雪に埋もれているところもあります。 | 頂上湿原です。 | 苗場神社まで来ました。 |
コバイケイソウ。 | ワタスゲ。 | チングルマ(雌しべ)。 | ショウジョウバカマ。 | イワカガミ。 |
イワイチョウ。 | ヒメシャクナゲ。 | タテヤマリンドウ。 | アカトンボ。 | ハクサンチドリ。 |
氏名不詳。 | ゴゼンタチバナ。 | ハクサンシャクナゲ。 | ニッコウキスゲ。 | 雲尾坂から富士見坂を見ています。 |
タカネニガナ。 | オニアザミ。 | トラノオ。 | ウラジロヨウラク。 | ウスユキソウ。 |
モミジカラマツ。 | クルマユリ。 | 雲尾坂を目指す登山者(右下)。 | 氏名不詳。 | 股すり岩です。こちらは苗場側。祓川側は階段がついています。 |
ガスに煙る中の芝。 | 下の芝。 | ようやく和田小屋が見えてきました。 | 登山道を振り返ります。苗場方面はガスの中になってしまいました。 | やっと駐車場に戻りました。 |
2013年7月記