2016年12月20日、前日、大平台の対岳荘に泊まり、明神岳〜明星岳を歩いてきました。19日はこちら。前回の明神ヶ岳はこちら。
6時過ぎに起き出しました。朝食は8時からなので、その前にお風呂に入りました。昨日と同じく誰もいなくて独り占め。朝食はバイキング形式出ないので落ち着きます。
9時11分大平台バス停発の桃源台行きバスに乗ります。宮城野支所前バス停までは15分くらい、290円でした。パスモ(交通系ICカード)を忘れてしまったので、現金で支払います。バス停横にはトイレがありました。
9時40分ころ出発。天気は曇り空です。バス道(箱根裏街道)を渡りしばらくは舗装路を上っていきます。所々「近道」があります。途中からは別荘地の横をずっと登っていくことになります。赤土がぬかるんでいる急坂もあります。明神ヶ岳〜明星ヶ岳の縦走路に出るまでが結構きつい登りです。稜線に出てから明星ヶ岳までも結構長い道程でした。とくに、矢佐芝からの登山道(二宮金次郎芝刈り路)と合流するところに、「明神ヶ岳まで10分」とあるのですが、ここからとても10分では登れません。でも、最乗寺からの登山道と合流する地点までの登れば、あと明神ヶ岳まではあと少しです。途中、相模湾がよく見えるところもあります。
頂上には11時40分に到着しました。登り初めのころよりだいぶ雲が少なくなってきましたが、富士山の頂上には笠雲がかかっていました。大湧谷の噴気はよく見えます。広い頂上でのんびりお昼。定番のカップラーメン(マルちゃん正麺味噌味)にしました。さらに、途中で追い抜いた愛知県の三河、設楽町からやってきた3人グミのパーティからハチおにぎり(蜂お握り)を頂いてしまいました。とくに変わった味・食感はなく、ふつうの醤油味のお握りという感じでした。
広い頂上ですが、だんだん人が増えてきました。富士山の笠雲は徐々に小さくなってきて、名残惜しいのですが12時20分ころ明星ヶ岳を目指して出発です。稜線歩きなのですが、両側が木々やシノダケに覆われて、展望のきく場所が限られていました。
宮城野支庁前からの登山道との合流地点をまっすぐ、そのまま明星ヶ岳に向かいます。明星ヶ岳は標識がなければピークとはわからないような場所でした。展望はまったくありません。先に明神ヶ岳を出発した3人組のパーティがまさにここを出発するところでした。余ったお湯でお茶を飲んでから13時40分ころ出発。宮城野(宮城野橋)への下山路は、少し明神ヶ岳側に戻るところにあります。
ここからは急降下になります。途中大文字焼きをする場所があり、ここは開けているので好展望の場所です。急降下は車道に出るまで続きます。車道歩きもしばらく続き、宮城野橋バス停に着いたのは14時45分過ぎ。小田原行きのバスが14時51分なのでちょうどいいときに降りてきました。もっともバスは結構頻繁に出ているので、あまりバスの時刻を気にして降りてくることはありません。
バスを待つ間、ぼけーっと谷が開けている北西側を見ていたら、火球を思われる明るい物体が、赤く明るくなったり(小爆発?)を数回繰り返した北東から北西側に天空を横切りました。飛行機の炎上・墜落の可能性も考え、SNSで問い合わせたら確かに火球だと確認できました。2013年2月15日、ロシアのチェリヤビンスクの隕石落下の小規模版というイメージでした。
バスは定時に到着。大平台バス停から対岳荘までの道が狭い。その道をたくさんの車が通るので怖い。この日一番怖かったのはこの車道歩きでした。
対岳荘の駐車場で登山用の装具を解いて身軽になります。15時半ころ対岳荘の駐車場を出発、時間の余裕があったので、西湘バイパス経由で変えることにしました。茅ヶ崎近くのPAで少し休んで、圏央道に入ります。さらに八王子ジャンクションから中央道に。自宅には17時半ころ着きました。確かに圏央道経由の方が、川崎ICを回るより楽に鳴ったと思います。
行程図です。
上の画像をくりっくすると、行程をgoogle mapでご覧になれます。 |
上の画像をクリックすると、行程をgoogle earthでご覧になれます。行程上で右クリックすると出てくるメニューで「高度プロフィル」を選択すると、下のような行程の断面図が得られます。 |
2016年12月記