2018年4月13日、南高尾山稜を歩いてきました。前回はこちら、前々回はこちら。
朝、最寄り駅の始発に乗ると、高尾駅北口発小仏行きの始発6時12のバスにぎりぎりで間に合うことがわかり、これに乗って日影まで。つまりこの日は高尾山をパスして大垂水(おおだるみ)峠を目指しました。6時半ころ日陰を出発。裏高尾の稜線を越えたところで、ふだん使っているGPSロガー(ATLAS AL20)が動作していないことに気がつきました。バス停で電波を捕捉する所までは確認してから出発したのですが(家に戻って確認したら、充電が十分でなかったことがわかりました)。とりあえず腕時計(CASIO PRO TRECK WSD-F20)のGPSロガー機能を使うことにしました。行程の記録はそれ以降になります。
大垂水峠の陸橋を越えて稜線に出るまでは少し急登。でも、稜線を出て少し登ればこの日の最高点大洞山(536m)です。8時45分ころでした。ここにも、この手前にもベンチがあります。このコースは至る所にベンチがあります。大洞山では少し休んだだけで、すぐに出発しました。稜線歩きといっても登山路の両側は木々に囲まれて展望はありません。新緑や花々に慰めながら、また巻き道があればそれを使ってひたすら歩くことになります。観音菩薩像がある中沢山の登り口にもベンチがあるので、ここにザックを置いて中沢山はピストンしました。ここから少し歩くと、草戸山までの間では唯一といってもいい展望の開けた見晴台になります。ここで大休止。登山道に沿って設置されているベンチ、さらにはザック掛けもあります。テルモスのお湯でカップラーメン。相模川の河岸段丘、津久井湖、さらい丹沢からその右後ろには富士山、かなり霞んでいますが南アルプスも見えます。こうした景色を堪能してのんびりします。
このコースはいろいろと分岐があり、地図にはないですが津久井湖側に降りる道もあります。アップダウンを繰り返しながら西沢峠を経て、三沢峠に出ます。ここは高尾山口側の梅の木平、津久井湖側の峰の薬師、さらに町田市最高峰草戸山への道が交差する十字路です。峰の薬師側から峠の少し先の稜線まで林道が通じています。まっすぐに草戸山への道に入ります。三沢峠を超えるとアップダウン急になります。すぐに四阿のあるふれあい休憩所です。ここからは城山湖がよく見えます。そして少し頑張ると草戸山(364m)の頂上に着きます。11時20分ころでした。ここは松見平休憩所にもなっていて、四阿やベンチが設置されています。四阿で小休止。見えている市街地は橋本方面でしょうか。
このあとも急なアップダウンが続きます。高尾山口への最終分岐四辻を超えてもまだ急なアップダウンが続きます。でも、ここでご褒美、突然北西側の視界が開けて、八王子の市街やその背後の関東平野が見え出します。右側の斜面の木々が伐採されて展望が良い稜線を越えてまた木々に覆われ出して少し下ると、そこは住宅団地(三和団地)の一角に出ます。ここで登山路は終了です。ストックやスパッツを撤収します。あとは団地を突ききっ川沿いの道を行けば高尾です。例により高尾駅北口の玉川亭で打ち上げするために踏切を渡り、玉川亭に着いたのは14時でした。この日の行程は休憩も含めて約7時間半と比較的長丁場でした。
上の画像をクリックするとこの日の行程をgoogle earthでご覧いただけます。行程上で右クリックすると出てくるメニューの「高度プロフィル」を選択すると、行程の断面図が得られます。 |