2010年5月16日、久しぶりに南高尾山稜を歩いてきました。
朝、京王線の始発電車で高尾山口に。高尾山口を6時15分ころ出発しました。この日はまず1号路で高尾山山頂へ。高尾山山頂(599m)は7時40分ころに到着。まだケーブルカーが動いていないのですいています。でも、この日は天気はいいのですが、薄雲で展望はあまりよくありません。いずれにせよ、南高尾のコースは展望を楽しむというより、自然の中を歩く、あるいはさらに山歩きのトレーニングという意味合いの強いコースです。
少し休んで、小仏城山へのコースをとります。このひは巻き道を利用し富士見園を経由の道にしました。昔は富士山がよく見えたのですが、最近は木々が生長して、富士を見るポイントが限られてしまいました。さらに次の分岐、城山に登らないで左の道をとり、いったん大垂水峠に降ります。途中ほんの少し林道歩きもあります。峠からは南高尾山稜に登り返します。もう大洞山から下りてくる人もいます。相模川側から登ってきたようです。
最初のピークが大洞山(536m)です。9時5分ころでした。展望はありませんが、ベンチとテーブルがあるので少し休みます。次は小ピークの金比羅山。ここはベンチとテーブルばかりか、ザックをつ吊すフックまでありました。あとのピークはだいたい相模川側に巻き道があるので、それを使ってピークはパスします。なにしろ、この日は直接高尾駅に出ようと思っているので、なるべく楽な道を。
三沢峠は10時半ころでした。グループの登山者たちが休んでいました。ここは大洞山からやってくると、左に降りると高尾山口(梅の木平)、右に降りると峯の薬師や津久井湖、まっすぐ行くと草戸山(道標では城山湖)に分かれる十字路なのです。ここで、梅の木平に降りれば割と楽なコースになります。ただ、高尾山口まで少し車窓歩きになります。この日は草戸山の道を選びます。
ここからがこのコースのきついところになります。標高は低いのですが、細かいアップダウンが多いのです。町田市最高峰の草戸山(364m)は松見平休憩所にもなっています。何人かの人が休んでいました。道はまっすぐの城山湖に降りるコースと、左の高尾側に降りるコースに分かれます。
少し降りると草戸峠です。ここからは高尾山がよく見えます。このコースはいくつか分岐がありますが、ともかく高尾山口(高尾)を示す方の道をとります。以前よりは道標もしっかりとしています。さらにアップダウンを繰り返し、四つ辻へ。12時10分ころになっていました。ここで高尾山口に降りる道と、高尾まで行く道に分かれます。最近の高尾山口の混雑を思うと、これを避けて直接高尾に出た方いいと思いました。
ここからも尾根道、まだまだアップダウンが続きます。つらい。最後に金比羅山経由の道と、三和団地(三和住宅団地)の道に分かれます。三和団地は山に囲まれた隠れ里みたいな団地でした。金比羅山なら展望があると思って、少し登って金比羅山の道を選びました。ここが最後の登りです。鳥居をくぐり金比羅さんに。でも、展望はありませんでした。金比羅さんを抜けると民家の横をすり抜けるように道が続き、やがて山道の下りとなって車道に出ました。13時5分ころになっていました。右へ行くと三和団地、左に行くと高尾駅方面です。ここから高尾駅(JR&京王線)は10分ほどです。
直接高尾駅北口(京王線側)に出ることもできますが、この日は踏切を渡って南口(JR側)に出ました。例により玉川亭で打ち上げをするためです。この日はざるそば(600円)、小仏のお豆腐屋さんの冷や奴(300円)、氏照吟醸酒(800円)でした。
こn日はほぼ7時間の行程。久しぶりの長丁場でした。
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