2025年3月22日、南高尾から高尾山に行ってきました。
朝の6時半に京王線高尾山口を出発。前回と同じように甲州街道(国道20号)からうかい鳥山を目指し、そのまま中沢林道へ。林道途中の登山道入り口(道標あり)から陰鬱で急登の登山道になります。ただ、急登の区間は短く、まもなく南高尾山稜の稜線に出ます。
ここから巻道を使ってコンピラ山を目指してもいいのですが、とりあえずそのまま名もなきピークを登ってみました。意外な急登、さらに急降下して縦走路に戻ります。次のコンピラ山も急登、頂上にはベンチとザック掛けがあります。ここも急降下。
南高尾山稜最高峰の大洞山はそれほどの急登ではありませんでした。この日は土曜日、さすがに何人かの登山者やトレイルランのランナーが今した。頂上でも1人の登山者が休んでいました。こちらも一休み。
大垂水(おおたるみ)峠まではそれほどの急降下ではありませんが、結構長い。この2019年台風19号でも登山路が崩壊して、長い間通行止めでした。通行止め区間は峠に近いところ、1日3便のバスの始発で来たのでしょうか、大勢の登山者とすれ違いました。
大垂水峠では陸橋で、甲州街道を渡ります。高尾山へは力行を渡って右に昇る階段、小仏城山へは甲州街道に降り少し進んで登山道に入ります。この日は高尾山なので、右の階段を昇ります。ここは学習の道という道、ここも2019年台風19号で道が崩壊したために、長らく通行止めでした。学習の道はいったん車道に出て、少し車道歩き、道標では「稲荷山コース方面」」を目指します。「高尾山方面」と書いた方がわかりやすいと思います。
もみじ台下(小仏側)の高尾−陣馬の縦走路に出ると、さすが土曜日の人気の山、大勢の登山者がいました。もみじ台は登らず、南側の巻道、富士見台園地側の巻き道に入りました。富士見台園地の東屋で一休み。かつては名の通り、富士山がよく見える場所でしたが、木々が成長して展望がありません。
縦走路と合流するところが、高尾山から下りてきた道と合流地点は、高尾山側に南北の巻道、もみじ台側にも南北の巻道があるので、6差路になっています。またここからもみじ台側が裏高尾で、小仏城山、景信山、陣馬山へと続きます。
高尾山への直登はきつい階段が続くので、まず北側の巻き道に入り、「江川スギ」の看板手前の細い階段道に入ります。少し登るとテーブル・ベンチが置いてある平らなスペース、ここのテーブル・ベンチはいつも空いているのですが、この日は大勢の人がいました。ここからさらに少し登ると山頂です。
さすがに山頂には大勢の人がいました。でも、一時のように外国語が飛び交っているという状況ではありませんでした。丹沢・富士山方面は霞んでいました。ここは素通り。この日は久しぶりに1号路で薬王院に降り、そのままケーブルカー駅に向かいました。
ちょうど11時のケーブルカーが出るというアナウンスがあり、それに乗って下山しました。今回と前回を合わせると、南高尾山稜完全縦走になります。南高尾山稜の主なピークはセブンサミッツと呼ばれ、7つのピークがあるのですが、前回入沢山の分岐を見落としました。なので、シックスサミッツ、草戸山(354m)、榎窪山(420m)、泰光寺山(475m)、(入沢山(490m))、中沢山(494m)、金毘羅山(515m)、大洞山(536m)を制覇したのでした。
一人反省会は橋詰亭、天もりとろろそば(1,600円)+生酒(950)だったのでした。
高尾山駅ではちょうど各駅停車が出たところ、少し時間の余裕があったので、隈研吾設計という駅舎の観察、確かに劣化が酷いと思いました。
14時前には帰宅。前回はなり疲れ、筋肉痛も出ました。ただ、その理由は分かっていたので、今回は対策、もちろん少しは疲れましたが、それほど酷いものではなく、筋肉痛も出ませんでした。
時程表 標高 193 m〜597 m、距離11.5 km。
06:20 高尾山口
07:00 うかい鳥山
07:40 登山道入り口
07:55 中沢峠
08:20 コンピラ山
08:30 大洞山(休)
09:10 大垂水峠
09:50 縦走路と合流
10:00 富士見台園地(休)
10:20 六差路
10:30 高尾山山頂
10:40 薬王院奥の院
11:00 ケーブルカー駅
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2025年3月記