2005年2月11日、甲州(勝沼近く)の高尾山と棚横手山を目指しました。
5時ころ自宅を出発。すでに中央高速の入り口は混んでいて焦りました。高速に乗ったら渋滞はなくスムーズに走れました。塩山・勝沼ICで降り、大滝不動尊を目指して、ぶどうの丘の下を通りすぎても食料をゲットすべきコンビニがありません。しかたなく、塩山方面に迂回してコンビニを見つけました。
何気なく太い道を走っていたら、カーナビに注意されました。細い道に入り、大滝不動尊の仁王門を目指します。日陰になっているところは雪が凍っていて怖い。慎重に通過します。ようやく不動尊について、靴を履き替えたり、テルモスに入れるお湯を沸かしたりします。
出発は7時15分ころ。仁王門付近は雪がかなりあり、それも凍結しています。この辺は滝がたくさんあるらしく、不動尊の後ろは落差140mという雄滝です。一部凍結しています。雌滝の前を通過する橋のあたりはガチガチなので、アイゼンをつけました。このあと稜線までは北斜面の森の中なので、雪がかなり残っています。途中、林道と出会った付近に展望台があります。ここには7時50分ころ到着。南アルプスと甲府盆地の展望がすばらしい。
左に行けば、直接富士見台に行く林道が通じているはずですが、崩壊しているということで、林道を右にとり甲州高尾山登山道の方に行きます。稜線に出るとようやく雪もなくなりました。ここから富士見台を通過して、棚横手山に向かいます。稜線も、北斜面には雪が残っていました。
棚横手山(1306.2m)には、9時15分ころに到着。南側(富士山方面)の展望がすばらしい。残念なことに、下の近くで林道の工事をしていて音がうるさい。記念写真を撮って、早々に引き上げます。もとの道に戻り、甲州高尾山を目指します。分岐に戻ったのが9時50分ころ。甲州高尾山は10時40分ころでした。
甲州高尾山はどこが本当の頂上かよくわかりません。頂上の標識(1105m)がある手前のピークの方が高い。三角点はもうちょっと下った剣が峰(1091.9m)にあります。甲州高尾山でようやく人に会いました。大滝不動尊仁王門への道が凍結して通れないと思ったので、大善寺から登ってきたということでした。
甲州高尾山では食事したり、記念写真を撮ったり、またちょっと下った剣が峰まで行ったりして遊んでいました。剣が峰からは甲府盆地がよく見えます。ぶとうの丘など眼前にあります。11時20分ころ出発。元に戻ります。分岐が11時40分。ここからまた雪道なのでアイゼンをつけます。途中で子供を含めて7〜8名程度のパーティとすれ違いました。この日は休日のはずなのにあまり人が来ない山のようです。
もう一度展望台で展望を楽しんだあと、不動尊に戻ります。雌滝はほぼ全面凍結。これは見栄えがします。雄滝は日当たりがいいので、それほど凍結してはいません。落差はあるのですが、水量がないので迫力がいまいちです。車に戻ったのは、12時半ころでした。
帰りに凍結したところを見てみたら、結構長い距離でした。手前で1速に落として慎重に通過します。
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登山道の入り口。大滝不動尊の仁王門。 | 展望台から甲府盆地を見下ろします。背景は南アルプス。 | 富士見台の手前から富士山を振り返りました。 | 棚横手山での記念写真。 | 甲州高尾山手前のピークから。背景の右の高い山が甲斐駒ヶ岳です。高尾山の頂上に人がいます。 |
三角点のある高尾山剣が峰。剣が峰といってもそれほど厳しくはありません。 | 剣が峰から甲府盆地を見下ろしてみました。 | まだ寒い日が続きますが、木々は春の芽を準備しています。 | 不動尊への雪の道を戻ります。 | 全面凍結した雌滝です。 |
2005年2月記