2017年5月2日(火)、連休の谷間の平日、箱根の金時山に行ってきました。前回は2004年12月26日でした。
金時山の登山口、地蔵堂へのバスの始発は小田急新松田8時45分なのでそれに合わせて家を出ます。前回使った割引乗車券「金時山ハイキングパス」はなくなっていました。 終点の地蔵堂までは、関本(大雄山駅)を経由して40分くらいです。途中の矢倉沢バス停でもかなりの数の登山者が降りました。地蔵堂までも何人かが残りました。ここには広い駐車場とトイレがあります。
9時半ころに出発。足柄峠から回り込むルートもあるのですが、金時山はなんといっても金太郎ですから、金太郎ハイキングコースを選びます。はじめの方に金太郎の生家跡とか金太郎遊び岩などの「遺跡」(?)があります。途中、夕日の滝のキャンプ場に寄って夕日の滝の見学です。東向きの滝なので夕日は当たらないはずです。雄飛の滝だったという説もあるようです。
滝の分岐から山道になります。足柄峠コースと、直接丸鉢山を目指すコース(前回はこちら)があるのですが、自然と足柄峠コースに入ってしまいました。足柄峠からの道と合流するまでは急登の連続です。足柄峠からの林道終点(駐車場あり、つまり一般車もここまでは入れます)にたどり着いた後は、一般車通行止めの林道歩きとなります。目の前には金時山がそびえ立っています。
一度分岐した丸鉢山コースと合流すれば、すぐに林道の終点です。頂上の小屋の人のものだと思われる車(ランクル、富士山ナンバー)が止まっていました。ここから頂上への荷揚げはロープを使っているようです。この小屋の脇にある鳥居からは鉄の階段が連続するとんでもない約30分の急登となります。頂上に着いたのは、12時10分ころでした。小学生の遠足で来た子どもたちも含めて大勢の人がいました。
少し雲が多く、さらに春霞です。それでも素晴らしい展望、富士山、箱根の外輪山の内と外、激しく噴気を上げている大湧谷などです。とりあえず金時茶屋で金時そば(700円)を頼みます。これがあるので、食糧を持ってくる必要がありません。金時娘は、失礼ながらかなりの“もと”金時娘になってしまっていましたが、それでもお元気そう。息子さんと二人で茶屋を切り盛りしています。頂上にはもう一軒茶店があります。できあがったおそばは外のベンチで食べました。
13時過ぎに下山開始。仙石を目指します。下りもかなりの急坂です。ところが、かなり降りたところで頂上にカッターシャツを忘れたことに気がつきました。ポケットにはカメラのレンズキャップも。迷いましたが、もう一度登って取りに戻ることにしました。荷物を置いて行ったので意外と楽でした。シャツもそのまま置いてありました。戻った甲斐がありました。下の方ではやたらと救急車のサイレン音がします。
下る途中、道を塞ぐ形で一人の登山者が横になっていました。横にもう一人。そこから少し下ったら消防隊の人たちが山道を登ってきました。先ほどの一人が怪我をして歩けなくなったようです。この後も全体で10名ほどの消防隊員が登ってきました。ここまで徒歩で登って、さらにけが人を担ぎ降ろすわけです、大変そうです。
下山路もいい眺めのところがたくさんあります。箱根火山(芦ノ湖、大湧谷など)や明神ヶ岳とそこへ続く道など。うぐいす茶屋跡で明神ヶ岳への道と分かれて、仙石原におります。別荘地に降りたのは14時半ころでした。少し歩けば国道(バス停)です。しかし、ここではバス便が少ないので、さらに少し歩いたところにある仙石原バス停まで行くことにしました。小田原行きバスは定時より少し遅れた14時50分過ぎにやってきました。すでに、かなりの乗客があり、この仙石原でほぼ満席となりました。その後もかなり乗ってきます。途中で降りる人もいますが、湯本までは大勢の人が立っている状態でした。さらに道が途中からかなりの渋滞でした。
箱根湯本で降りて、駅から歩いて行ける日帰り温泉「弥次喜多の湯」の温泉に浸かって、その後は定番、牛乳とビールです。湯本からの帰りは贅沢に17時45分発のロマンスカーを使いました。乗り継ぎもきわめてうまくいき、自宅には19時半ころに着きました。
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静止画
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2017年5月記