2004年12月26日(日)、前回の明神・明星があまり天気に恵まれなかったので、同じ箱根外輪山の金時山に行ってきました。
7時52分の新松田発地蔵堂行きのバスに間に合うように、家を6時ころでます。前回より1時間遅くてもOK。新松田で「金時山ハイキングパス」(1,300円)を購入します。個別にバス料金などを払うより少し割り引き。季節により万葉公園にまで行けるので、そうするとかなりの割引。あるいは箱根で何回も乗降して遊ぶとか。
終点の地蔵堂までは、関本(大雄山駅)を経由して40分くらいです。地蔵堂まで残った乗客は私を含めて3人でした。
8時35分出発。金時山はなんといっても金太郎ですから、金太郎ハイキングコースを選びます。はじめの方に金太郎の生家跡とか金太郎にちなんだ「遺跡」(?)があります。途中、夕日の滝を見学するために少し寄り道。滝の手前にはバンガローもあり、トイレなどの設備もあります。滝(落差23m)は小振りですがなかなかきれい。夕日を浴びるともっときれいなのかな。
滝の分岐から山道になります。足柄峠コースとの分岐が9時20分。このあと数回沢を渡り返します。稜線に出ると、一度別れた足柄峠コースとの合流。10時20分でした。ここで、御殿場を挟んで雄大な富士山が見え出します。しかし今日もあまり状態はよくありません。
少し行くと、いよいよ金時山への直登。本当に急登。ただし、随所に鉄製はしご(階段)が設置(全部で12らしい)してあって危険はありません。それでも30分近い重労働となります。頂上(1,213m)には11時に到着。少し展望を楽しんでから、2つある茶店のうちの金時茶屋(金時娘の茶屋)で、金時そば(600円)を頼みます。じつは、茶店があることを期待して、食料を持ってきていませんでした。「金時娘」は確かに(とくに若かったころは?)、イメージ通りの金時娘だったようです。現在は息子さんとお店を守っています。
食事が終わって、再び展望を楽しみます。先日の明神・明星もよく見えます。乙女峠方面も。下は仙石原や芦ノ湖も見えますが逆光です。
11時半に下山開始。仙石を目指します。こちらはそれほどの急坂ではありません。コースも短いし。観光客みたいな人も登ってきます。でも、振り返るとこちらもなかなかの急登。矢倉沢峠は12時10分。別荘分譲地まで降りたのが12時25分でした。あと少し行くと国道です。金時山登山口バス停に来るバスはきわめて少ないので、少し歩いて仙石バス停まで行きます。12時42分のバスに乗って湯本まで。ここは行くときの買った「金時ハイキングパス(金ちゃんパス)」が使えます。
湯本ではちょうど13時18分のロマンスカーに間に合ったので、少し贅沢ですがロマンスカーで帰ることにしました。
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この時期のバスの終点、地蔵堂。 | 夕日の滝。 | 金時山の頂上近く。ここを一気に登ります。 | 頂上からの富士山。 | 仙石原と芦ノ湖。 |
金時茶屋。 | これが金時そば。 | 乙女峠方面。 | 明神・明星方面。 | 下山途中で金時山を振り返ります。 |
2004年12月記