2016年10月21日、信州の篭ノ登山(かごのとやま)に行ってきました。
先日、湯ノ丸山から見たら登りたくなってしまったので行ってきました。なお、国土地理院の地形図では篭ノ登山ですが、現地道標では篭ノ塔山になっています。加護の塔山だったという説もあります。
朝4時前に出発、練馬ICから小諸ICまで高速道路、さらに主要地方道東御嬬恋線で大きな駐車場(無料、水洗トイレ)のある湯の丸高原の地蔵峠に着いたのは7時前でした。身支度を調え、7時10分ころ出発します。抜けるような青空を期待してきたのですが、高曇りです。まず標高の一番高い篭ノ登山(東篭ノ登山)を目指すことにしました。篭ノ登山やその周辺は、池ノ平湿原の駐車場まで車が入れる(6月〜10月?)のでその方が楽ですが、思うところがあって地蔵峠から歩くことにしました。なお、地蔵峠〜池ノ平〜車返峠間の道は夏期の土日はマイカー規制があり、さらにほかのときも夜間通行止めです。
登山道は、湯ノ丸自然学習センターや湯の丸高原ホテルの裏手が入り口になります。登山道は車返しまでの林道やスキー場の管理用道路、さらにはスキーのゲレンデなどを何回か横切ることになります。道は大変よく整備されています。また、カラマツや広葉樹の落ち葉が絨毯になっているところあります。ふかふかして気持ちいい。急登もないので、のんびりと登れます。
8時20分ころ、池ノ平の駐車場(水洗トイレ)に着きました。普通車は500円です。駐車場の反対口に篭ノ登山の登山口があります。入り口のまわりにはベンチがたくさん置かれています。まず緩い登りから始まります。森林限界を超えるあたりから、道は岩になり、さすがに傾斜もきつくなります。しかし、その距離はそう長くはありません。
9時過ぎに頂上(222.9m)に到着しました。高曇りが少し残念ですが、視界は良好、360°すべてが見えます。ただ、風があり、じっとしていると寒くなります。それでもひとしきり、まわりの景色の写真を撮ってまったりしました。
次に隣の西篭ノ登山に行ってみました。一度少し降りてから登り返します。頂上は篭ノ登山より少し低い2212mです。北側が木に覆われていて展望がありませんが、そのほかは開けています。篭ノ登山とそう離れていないので、展望もあまり変わりません。それでもしばし展望を楽しみます。
篭ノ登山に戻って昼食。風があり寒いのですが、ダウンを羽織れば問題ありません。駐車場まで降りるとベンチがあって食べやすいし、寒くない、でもせっかく展望のいい篭ノ登山の方が気持ちいいですから。今日もカップラーメン(ラ王醤油)、寒いときは温かいのがいいです。
池ノ平の駐車場に戻ったのは11時50分ころ。そのまま池ノ平湿原に降りて行きます。池ノ平湿原を一周する木道を右回りに回って、三方ヶ峰の登山口へ。湿原内の道は木道になっていて、さらに三方ヶ峰の頂上近くまで木道が続きます。三方ヶ峰や見晴岳の周辺はコマクサの群落があるらしいです。三方ヶ峰の山頂は平坦になっています。眺めはいいです。
次の見晴岳は13時ころ。名前の通り見晴らしがいいです。ここには上田ケーブルテレビジョンのアンテナも設置されています。13時20分、下山開始。あとは下り一方になります。途中で登りに使った道と合流し、地蔵峠の駐車場に戻ったのは14時10分ころでした。
少し時間があったので、東御嬬恋路線が嬬恋側に降りてみました。鹿沢温泉と新鹿沢温泉の間の道がメロディーラインになっていて、走行すると「雪山賛歌」聞こえてくるのです。この頃になると日も差して、紅葉が映えるようになってきました。14時50分ころ地蔵峠に戻りました。
帰りは関越道で練馬ICまで戻ろうと思いましたが、練馬IC付近が渋滞という情報だったので、例により圏央道に逃げることにしました。こちらは八王子JCTの追い越し車線の渋滞情報、東名高速と繋がる方が渋滞しているだけのようなので大丈夫だろうと思いましたが、途中で中央高速道路の渋滞情報。ここまで来たら戻れないのでそままいったら渋滞は解消したようで、スムーズに走れました。家に戻ったのは18時45分ころでした。
左の画像をクリックすると、youtubeで篭ノ登山山頂からの展望ビデオ(4K動画)をご覧いただけます。。 | |
東御嬬恋線のメロディーライン「雪山賛歌」です。 |
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2016年10月記