2016年7月4日(月)、久しぶりに大菩薩を目指しました。前々回はこちら、前回はこちら。
3時半ころ自宅を出発、途中のコンビニで食料を調達して、中央高速勝沼・塩山IC、青梅街道(国道411)を使い、雲峰寺から上日川峠を目指します。峠には5時半ころに到着。市営駐車場(無料)に車を入れます。まだ誰もいません。
5時40分ころ出発。ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは舗装された林道もありますが山道を使いました。すぐに唐松尾根にとりつかないで、富士見山荘跡に寄り道をします。富士見山荘は廃墟になりかけています。でも、確かに名前の通り富士山が見えます。
福ちゃん荘前に戻り唐松尾根を登ります。露岩が出てくると急登になります。でも少しがんばれば雷岩。雷岩には6時40分ころ到着。少し写真を撮ったあと、荷物を置いて大菩薩嶺の頂上まで往復します。大菩薩嶺頂上は2000mを越えていますが、まわりが木々に覆われて展望はありません。
雷岩に戻り、今度はゆっくりと展望を楽しんだり、おやつのパンを食べたりします。富士山や甲府盆地はよく見えます。ただ、南アルプスの頂上部は雲に隠れています。
次は大菩薩峠を目指します。ここからは気持ちのいい稜線歩きとなります。この時間になっても富士山はずっと見え続けています。サイの河原を通り越して少し登ったところに、また展望ポイント(親不知ノ頭)があります。ここで少し休憩。
次に介山荘を目指します。展望ポイントからすぐです。介山荘は宿泊可能な山荘です。お土産もたくさん売っています。ここでも写真タイム。
介山荘から上日川峠に降りることもできます。今回も熊沢山を登り、石丸峠から帰ることにしました。熊沢山への道は、これまでと比べればあまりよくありません。道は途中から稜線を外れ、少し巻き気味に本当の頂上を通過していきます。ここを通り抜けると広い防火帯に出て展望が開けます。峠に降りたのは9時20分ころでした。
峠をまっすぐ進めば小金沢山です。峠を右に曲がり下山します。ここからが長い。最初は富士山を見ながらトラバース気味に進みます。道がえぐられてつけ直したところが2カ所ばかりあります。林の中に入るとどんどん下ることになります。未舗装の林道と出会い、林道沿いに少し下ります。再び登山道に入り、さらに下っていきます。今度は舗装された林道に出ます。10時10分ころでした。小屋平です。ここは甲斐大和〜上日川闘技間のバスが通る道です。小屋平にはバス停もあります。時刻表はこちら。登山道はこの道も横切り直進です。林の中をひたすら歩き、長兵衛ロッジ前に戻ったのは10時40分、石丸峠から1時間20分、でもこの時間よりもすごく長くかかったという印象です。全体でちょうど5時間の行程でした。山の中では誰にも会いませんでしたが、駐車場にはたくさんの車が止まっていました。
帰りは甲斐大和側に向かいます。途中からバス道から別れて大菩薩湖北岸の林道(砥山林道)で中日川峠を回ってみました。北岸の展望ポイント先も舗装はされていますが、道は狭くなります。バス道と合流する地点の駐車スペースでカップ天ぷらそばのお昼にします。
例により、途中の嵯峨塩館で温泉に入ります。入力料が700円になっていました。ここはpH10.2というかなりアルカリ度の強い温泉です。標高が1200mくらいのところにある静かな旅館です。この日も温泉を独り占めにできました。ここから少し下ると公営の天目山温泉もあります(入浴料820円)。こちらはpH10.3ということです。
あとは、国道20号に出て、勝沼・・塩山ICから中央道経由で帰宅しました。
動画です。youtubeにリンクしています。
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まだ誰もいない駐車場。 | 登山道に入ります。 | 福ちゃん荘前を通過します。 | 富士見山荘跡。 | 富士見山荘前からは富士山が見えます。 |
露岩地帯を登ります。 | 雷岩から富士山。 | 大菩薩嶺頂上を目指します。 | 2057m、大菩薩嶺の頂上です。 | 何の足跡でしょう。 |
雷岩から見る富士山。 | 頂上部を拡大します。 | 甲府市中心部。 | 三つ峠。 | これから歩く稜線。サイの河原が見えています。 |
何の花でしょうか。 | ちょっと岩場っぽいところもあります。 | サイの河原の避難小屋。 | 展望ポイントから見る富士山。 | 手前は大菩薩湖(人造湖)です。 |
富士山の頂上部は雲に覆われています。 | 歩いてきて稜線を振り返ります。 | 甲府盆地の向こう側の南アルプスはよく見えません。 | 介山荘が見えてきました。 | 介山荘前の立派な方向指示版。残念ながら南アルプスは雲の中。 |
こちらは奥多摩の御前山や三頭山。 | 展望ポイント(親不知ノ頭)を振り返ります。 | 介山荘。後ろは熊沢山。 | 熊沢山への登り。 | 熊沢山の標識。 |
まだ新緑の感じ。 | 防火帯に出ました。鞍部が石丸峠です。 | 小金沢山、それに続く稜線とと富士山。 | 石丸峠の道標。 | えぐれたところもあります。 |
展望のいい道。 | 林の中を下ります。 | 未舗装の林道に出ました。 | 登山道の道標。 | 崩壊して使えなくなったかつての登山道入り口。 |
林道もこうなっています。 | 甲斐大和〜上日川峠間のバスも通る道に出ました。小屋平です。 | 小屋平のバス停です。時刻表はこちら。 | 小さな沢を何回か渡ります。 | ようやく長兵衛ロッジ前に戻りました。 |
嵯峨塩館。 | 温泉の成分表。pH10.2です。 | 内湯。 | 露天風呂。 | 嵯峨塩館のロビー。 |
2016年7月記