2013年11月1日(金)、久しぶりに大菩薩を目指しました。前回はこちら。
4時前に自宅を出発、途中のコンビニで食料を調達して、中央高速勝沼・塩山IC、青梅街道(国道411)を使い、雲峰寺から上日川峠を目指します。峠には6時前に到着。駐車場に車を入れます。人気の山だからでしょうか、甲斐大和からここ上日川峠まで土日祝日は1日5便、平日でも特定の日には1日3便のバスがあります(塩山からだと国道411号の雲峰寺入り口までのバス便)。
コンビニでゲットしたおにぎり&味噌汁の朝ご飯を食べたり、山歩きの支度をします。6時30分ころ出発。福ちゃん荘までは舗装された林道もありますが、山道を使いました。福ちゃん荘で上に着ていたフリースのジャンパーを脱ぎます。ここから唐松尾根経由で雷岩を目指します。
雷岩近くは急登です。とはいっても、手を使うほどではありません。8時5分ころ、雷岩に着きました。空気の透明度が少し低いし、また富士山は雲に隠れがちですが、それでも南アルプスは全部見えます。風が強く寒くなってきたので、再びフリースのジャンパーを羽織ります。
ひととおり展望を楽しんだあと、一応、木に囲まれて展望のない大菩薩嶺の頂上を踏んでおくことにしました。雷岩に戻り、風景のビデオ(下参照)を撮りました。富士山は見えなくなっていました。
次は大菩薩峠を目指します。ここからは気持ちのいい稜線歩きとなります。少し残念なのは、この時間帯になると富士山がほとんど見えなくなってしまったことです。介山荘は9時20分ころ通過。このあたりは奥多摩がよく見えます。そのまま熊沢山を登ります。熊沢山までは、これまでの整備された道と違って、手入れが行き届いていません。熊沢山はとくにピークを通らず、その下を巻いていきます。
防火帯に出ると展望が開けます。登山道は防火帯の横に付けられています。展望のいい道を石丸峠まで下ります。石丸峠で直進すると小金沢山(2014m)です。(今年の暮れから)来年人気の山になりそうです。そうすれば道も整備されるでしょうか。暖かくなってきたので、再びフリースのジャンパーを脱ぎます。
石丸峠で道を右にとり、山腹をトラバース気味に下降していきます。「登山道を変更しました」という看板のあたりから急降下になります。さらにダートの林道を横切っても急降下は続きます。ようやく舗装した県道(上日川峠から甲斐大和に通じる道)に出ます。登山道はこの道を横切ります。ここからも結構長い。県道を辿っても同じ時間かもしれません。
駐車場に戻ったのは11時20分でした。約5時間の歩程です。駐車場横のロッジ長兵衛はお休みのようでした。
帰りは甲斐大和へ抜けることにしました。途中、上日川ダムへの分岐があったので、ダムに寄ってみることにしました。上日川ダムはかなり大きなロックフィルダムです。ここからは大菩薩が大菩薩湖を手前によく見えます。お腹が空いたので(ロッジ長兵衛では食べられなかったし)、持参のカップ天麩羅うどんの昼食としました。
さらに大菩薩湖北岸への道に戻ってみました。北岸の展望ポイントをそのまま通過して、中日川峠(砥山林道)経由で嵯峨塩に出ることも可能なようですが、展望ポイントから来た道を戻ります。
帰りは、標高1200mほどのところにある温泉宿、嵯峨塩に立ち寄って温泉に入りました(入浴料500円、誰もいなかったので貸し切り状態でした)。ここはpH10.2とかなりアルカリ性が強い温泉です(ここからもう少し下にある天目山温泉はpH10.3だそうです、ここも県外の人は入浴料500円)。
温泉を出て、また車で下ります。国道20号に出る前に、笹子峠越え大月IC経由か、来たときと同じ勝沼IC経由のどちらが早いかをカーナビで調べたら、勝沼IC経由の方を指示したので、それに従って帰りました。
左の画像をクリックすると、雷岩からの展望ビデオが見られます。youtubeにリンクしています。 | |
左の画像をクリックすると、大菩薩の稜線、標高2000m地点からの展望ビデオが見られます。youtubeにリンクしています。 | |
左の画像をクリックすると、上日川峠から甲斐大和までの動画が再生されます。途中、上日川ダム、大菩薩湖、嵯峨塩などに寄り道をしました。約50分。youtubeにリンクしています。 |
写真はクリックすると拡大します。戻る時はブラウザの“戻る”ボタンをお使いください。
出発前、気温は3.3℃でした。 | 登山道入り口。標高1600m。 | 福ちゃん荘、標高1720m。宿泊したり、ここで食事するときはここまで車で入れます。 | 風のためでしょうか、枝が一方向を向いています。 | 雷岩近くでは、霜や霜柱が見られました。 |
雷岩が近づいてきました。 | 雷岩からの展望です。手前の湖は大菩薩湖(人造湖)です。 | 富士山を拡大してみました。さらなる拡大はこちら。 | 甲斐駒を真ん中に、右に鋸岳、左に仙丈ヶ岳、鳳凰三山。 | こちらは白根三山(右から北岳、間の岳、農鳥岳)。 |
右から荒川岳、赤石岳、聖岳。 | 甲斐駒を拡大しました。摩利支天もよく見えます。 | 鳳凰三山の地蔵岳頂上のオベリスクも見えます。 | 塩見岳の頭が見えます(ピンぼけです)。 | 2057mの大菩薩嶺頂上です。三角点があります。でも、展望はありません。 |
雷岩に戻る途中、少しガスが出てきました。 | 小金沢山、牛奥ノ雁が腹摺山、黒岳方面を見ています。 | 賽の河原の避難小屋、さらに介山荘も見えます。 | 賽の河原付近から、来た道を振り返ります。 | 賽の河原と避難小屋です。 |
介山荘が近くなってきました。 | 真ん中から右へ雲取山から石尾根です。左は飛龍。 | 木の後ろに三頭山、左に御前山、真ん中後ろに大岳山。 | 大菩薩峠。 | 熊沢山への登り。 |
防火帯に出ました。 | 再び奥多摩の三頭山、御前山、大岳山。 | 黄葉したカラマツと青空。 | 三叉路が石丸峠です。 | 石丸峠から下降します。 |
小金沢山への稜線です。 | このあたりは見事に紅葉しています。 | 黄葉した葉。 | ここを渡ります。振り返ったら、こちらでも渡れました。 | ロッジ長兵衛はお休みでした。 |
大菩薩湖と大菩薩。 | 大菩薩北岸の展望ポイントから上日川ダムを見ています。 | 武田信玄の隠し湯の一つという嵯峨塩です。 | 嵯峨塩の露天風呂です。内湯はこちら。 | 嵯峨塩から下の渓谷を見ています。 |
2013年11月記