パンタナールからマナウスへ
朝、少し早く起きてオリオン座を撮影してみました。南半球なのでオリオン座の左上にリゲル、右下にベテルギウス、オリオンの帯(三つ星=天の赤道)からぶら下がっているはずの剣(小三つ星)が上に向いています。
この日はさらにホテルを出て、日の出を見に行きます。ちょうどトヨヨの巣が手前にくる位置で日の出を待ちます。だんだん空が赤くなってきます。明るくなってくると、近くのイッペーの木にはハチドリなどの鳥もやってきます。撮影が忙しい。ホテルに戻り朝食です。
朝食後は小舟に乗ってリバー・クルーズ。ここでもたくさんの鳥、ワニ、さらにはカピバラも登場します。イグアナいましましたが、イグアナは周りの木や葉に紛れて、ガイドさんに教えてもらわなくては見つけられません。ときどき、船頭さんが餌のピラニアを川に投げ込むと、カワセミやハヤブサがそれを狙って水に飛び込みます。しばらく行ってから、同じ水路を戻ります。帰りにはサルもいました。
船着き場に戻って、今度は牛肉を餌にしてピラニア釣り。ワニも寄ってきます。ピラニアはすぐに牛肉をつつきに来ます。でも、引き上げのタイミングが難しい。釣り上げられたピラニアの一部は昼食にもなりました。
昼食後は、再びパンタナールの草原を疾走して、パンタナールの入り口クイアバに戻ります。途中ポコネの町のお土産屋さんでトイレ休憩を取って、クイアバの空港に着いたのは16時半。ところが、予定していたTAM航空の便が機材故障のための遅延です。でもラッキーなことに、Trip航空Voo5470便(マナウス直行便)に振り替えてもらえました(乗り換えなしになりました)。待ち時間が少し増えたので、空港でお土産(パンタナールの案内書)を買ったり、偶然居合わせた「川口浩探検隊」を案内したことがあるという、日本人を懐かしむ現地の旅行会社の人と話したり(パンタナールの案内地図をもらってしまった)していました。
直行便になったといっても、クイアバからマナウスまでは2時間半ほどかかります。ブラジルは広い。途中コルトヴェリオに立ち寄ります。その前後に簡単な機内食も出ます。2回とも食べてしまいました。2-3の座席はコルトヴェリオ前後ともほぼ満席でした。
マナウスのエアッルドゴメス空港に着いたのは24時、さらにホテルに入ったのは24時20分でした。シャワーを浴び、スーツケースのパッキングをしてから、持参したカップそば(どん兵衛天ぷらそば)を食べ、ベッドに入ったのは2時近くになっていました。
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オリオン座です。南半球なので逆立ちをしています。OlympusE-3 ED12-60mmF2.8-4SWDで、ISO3200、12mm(35mm換算24mm)、f2.8、1秒(手持ち撮影)。 | 朝日を背景にトヨヨの巣。雛たちが見えます。 | 気持ちがいいので、朝食は外で食べました。 | プールがあるホテルの中庭。 | ワニです。 |
川辺ではカピバラがのんびり。帰りにいたカピバラのアップはこちら。ワニと共存はこちら。 | 大きなイグアナがいました。近くには小さいやつも。 | 赤いイッペーの花が咲いています。 | サルです。遠い。 | 昼食です。ピラニアのフライも見えます。 |
たくさんあるシロアリの蟻塚の一つに鳥が止まっていました。 | ヌマジカです。 | 遠くに黄色のイッペーの花。別な場所での拡大はこちら。 | トヨヨ(巣の上の雛)とお別れ。巣の下にはインコたちも暮らしています | これでパンタナールともお別れです。 |
ポコネの町付近には、金を探して掘った土が丘になったものがたくさんあります。ここは金探しの町なのです。 | クイアバ空港のチェックイン・カウンター付近。2階の出発ロビーはこちら。 | 第1回目の機内食。第2回目はこちら。 | TAM航空より少し豪華?なTrip航空の機内。 | やっとマナウスに着きました。 |
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