コペンハーゲンからキルナ、オーロラ鑑賞
この日はスウェーデンのキルナまでの移動日です。朝8:20発スカンジナビア航空SK1416便に乗るためには、5時45分にホテルを出なくてはならず、当然ホテルのレストランは開いていないので、朝食をはランチボックスになります。飛行機(ボーイング737)は満席でした。ストックホルムには9:20に着き、次のスカンジナビア航空SK1042便は10:00発なので、慌ただしく乗り継ぎます。ただし、荷物はキールナまで受託したままなので、効率的な乗り継ぎでもあります。
キールナ空港には11時半ころ到着。歩いて空港の建物に向かいます。空港には雪が積もっていて、小さなターミナル入り口の温度計は-21℃を指していました。寒い。まずホテルに入り、昼食はお手軽に持参のカップラーメンで済ませました。 食後、オーロラ観測のロケハンをしたり、市内(といっても狭い)を散策したり、まったりと過ごします。
夕食後まもなく、19時45分ころからオーロラ観測に出かけました。観測場所は、オーフォート鉄道のトンネルを渡ってすぐのところ、世界有数の鉄鉱山であるキルナ鉱山(国営企業LKAB)の施設が連なっているところの近くになります。
21時半ころから出現し始めたオーロラは、その後だんだん明るさを増し、また珍しいという赤色もはっきりとわかるものでした。この日は4K動画を基本にしようと思っていて、このためといってもいい35mmフィルムカメラ換算30mmf1.7というレンズ(Panasonic(Leica) DG SUMMILUX 15mm1.7 ASPH)をつけて撮影しようとしたのですが、やはりそれでも暗かったようです。恒星は点光源に見えるが、オーロラは面光源、それもオーロラを透かして恒星が見えるほど淡いものでしかありません。だから、オーロラが明るいといっても、恒星の明るさは少し意味が違うようです。仕方ないので、静止画で撮ることにしました。でも、あきらめ切れず、その後も何回が4K動画に挑戦しましたが、ことごとく失敗でした。だんだんとオーロラも薄くなってきた22時半ころに撤収してホテルに戻りました。
なお、オーロラを撮影した機材は以後共通で、カメラPanaconic DMC-GH4、レンズはLeica DG SUMMILUX 15mm(35mmフィルムカメラ換算30mm) / F1.7 ASPHです。
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コペンハーゲンの放射線量は0.08mSv/hでした。 | 伏角は74°でした。 | 朝のコペンハーゲン空港は閑散としています。 | 空から見る地球影です。 | 飛行機は満席です。 |
眼下には湖沼群が見えています。 | 少し雪が積もっているようです。 | 飛行機からは朝日が見えます。 | 空港はまだ夜のようです。 | ヘルシンキに着きました。歩いてターミナルに向かいます。 |
次のキルナ行きです。 | 薄い雲ですが、下は晴天ではないようです。 | SK1042便も満席です。 | 成層圏の青い空。 | 下は雪景色のようです。 |
キルナ空港に着きました。雪が積もっています。 | 空港の温度計は-21℃を示しています。 | 雪景色です。 | キルナ教会です。 | 教会の内部。 |
パイプオルガン。 | キルナの中心街。14時45分ころですが、真っ暗です。 | 夕食はバイキング形式です。 | 21時30分ころ、うっすらとオーロラが見え始めました。下の明かりはキルナ鉱山です。 | かなりはっきりとしてきました。赤い色も見えます。 |
オーロラは時々刻々と姿・明るさ・色を変えながら輝く続け、やがてぼんやりと暗くなっていきました。 | 22時半ころ撤収してホテルに戻りました。 |
コペンハーゲンからキルナまで(google mapに加筆) | キルナでの観測場所(google mapに加筆) |