この日はニュージーランドの定番、ミルフォード・トラックのトレッキングと、ミルフォード・サウンド(フィヨルド)のクルージングです。でも、相変わらず天気が悪い。朝食もそこそこに、6時半にテ・アナウのホテルを出発、峠を超えて西海岸ミルフォード・サウンドの桟橋に向かいます。峠前後のU字谷には連日の雨のために、無数の滝がかかっていました。峠のトンネルは一車線のために信号待ちがあります。
桟橋から高速ボートで、ミルフォード・トラックの全行程を歩いたときの終着点サンドフライ・ポイントへ。ここから、ジャイアント・ゲート滝までのミニトレッキングです。雨は降っていますが、森林の中を歩くので風はありません。道はほぼ平坦、楽な道です。ただ、この日は難なく徒渉できた地点も、時には膝上までの水があるときもあるそうです。8時50分ころ出発して12時半前にはサンドフライに戻りました。ミルフォード・トラックは森林の中の道、木々の下にはシダ類が繁茂しているという、熱帯雨林のような感じです。ただ、気温は低い。また、この日もそうでしたが雨の多いところだそうです。
再び高速ボートでミルフォードサウンドの桟橋に戻ります。今度はミルフォードサウンドのクルージングです。“sound”は“入り江”のことらしいです。ここはかつての氷河が削ったフィヨルドです。船内で和食の昼食をまずとります。その後雨の中、デッキに出て周囲を見学し続けました。
船は一端外洋(タスマン海)にでます。さすがに外洋に出ると波が高い。再び湾内に戻ってしばらくしたら、イルカの大群が現れました。ジャンプなどのサービス付きです。さらに、アザラシ家族が岸の岩で休んでいました。
クルージングの最期は水しぶきを浴びると10年若返るというスターリン滝に、水しぶきを浴びることができるように大接近。十分に水しぶきを浴びることができました。効果のほどは? 桟橋近くに戻ると、カナディアン・ロッキーのタタカウ滝のように、一端バウンドしてから落ちてくるボウ滝も間近に見られました。
テ・アナウのホテルに戻って一休み。夕食は、シカ肉がメニューにあるというホテル隣のレストラン、もちろんシカ肉を頼みました。脂身が少なくあっさり味、野生のシカではなく、放牧されているシカということがあるかもしれませんが、肉も軟らかく美味しい肉でした。
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