サザンクロス街道の旅開始。アンタナナリボからアンツィラベへ。途中メリナ族のお墓。アンツィラベの街見学。
早朝、ホテルの前にあるアヌシ湖の周りを散歩しました。水面に映る対岸の景色、逆に反対側から見るホテルなどがきれいです。ただし道にはゴミが散乱しているし、湖の水もきれいではないので、富士山のように遠くから見るだけの方がいいかもしれません。周りの車道の交通量は多く、かつての関係かフランス車、それも年代物のフランス車がたくさん走っています。電子部品で構成されている現在の車より、古い車の方がメカだけで構成されているので、こうした発展途上国では修理しやすいので使いやすいかもしれません。
11時、ホテルを出発。すぐに中華料理のレストランで昼食です。
昼食後、いよいよサザンクロス街道に入り、南下を開始します。起伏の多い高原の、それでも少し平らなところには水田が作られていて、場所によっては棚田となり高いところへと続いているところもあります。
途中、サイザル麻を編んだ民芸品を売っている露店が並んでいる場所があるので、そこをのぞきます。また、この近くにはインドネシア系というメリナ族のお墓があります。メリナ族は死後の世界の方が重要だと考えているそうで、お墓はとても立派です。ここに安置された遺体は数年ごとに遺体を巻いている布を取り替える風習があり、それは一族を挙げてのお祭りでもあるそうです。
別な場所には木で作ったおもちゃを売っている露店が並んでいる場所もありました。店番の子供たちが一生懸命売り込みます。
夕方に着いたアンツィラベでの大聖堂では、ちょうどミサが始まる時間でした。少し見学して、また鉄道駅前や独立記念碑周辺を散策します。鉄道駅前は、人力車(プスプス)以外にも、乗馬体験とか、またお子様向けに手押し動車やミニ・プスプスに乗れるようにもなっています。これらの運転手は子供です。地元観光客もたくさんいました。
ホテルについて、少し休んだあとに夕食です。日本人の口にも合う料理だと思います。
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