エンジェル氷河、キャベルメドウハイキング(8km、約4時間半、標高差約520m)
この日は、エンジェル氷河を展望できるキャベルメドウハイキングです。毎日6時にモーニング・コール、7時朝食、8時出発という具合です。まず、車で30分程度のハイキングコース入り口まで。登山道から少し入ると、エンジェル氷河の絶景ポイントに出ます。また、岩がごろごろしているところでは、ピカ(ナキウサギ)の声もいろいろなところから聞こえてきます。
この日は最初のうちは軽い登りが続きます。森林限界付近で、グリズリーの後ろ姿が遠くに見えました。グリズリーが同じ所をめざすなら、我々は引き返さなくてはなりません。幸いなことに、グリズリーは谷を下っていきました。
森林限界を超えると、坂は急になります。12時ころに上のエンジェル氷河の上展望ポイントに出ました。昼食タイムです。標高は2000mを超えていて、気温は12℃台です。じっとしていると寒くなってきます。放射線量を測ったら、なぜか高めの12μSv/hありました。
昼食後もさらにがんばって、滑りやすい砂礫の急斜面を登り、ケルンが積んであるもう一つの展望ポイントに出ました。
帰りは下の展望ポイントに寄り道をしました。以前はこれから先、氷河湖の湖畔まで降りられたようですが、いまは危険だということで、(公式的には)通行止めになっています。このポイントには観光客もやってきます。
トレッキングを終え、ホテルに戻り夕食です。この日は肉料理でした。夕食後もまだ明るいので、ジャスパーの街を探検に出かけました。小さな街なので、徒歩で歩き回るのも簡単です。ホテルに戻る途中、ホテル隣の(貸し)別荘群に巨大な動物がいました。近づいたら大きな雌のエルクでした。さらにホテルの敷地には、母子のエルクもいました。子連れの母は危険なためか、ホテルの従業員に追い払われていました。
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