ベトナム（4月4日）

ハノイと周辺の観光。ハノイから成田へ。

　昨日は遅くなったし、ホテルのチェックアウトが12時なので、午前中はゆっくりしました。遅めの朝食をとったあと、ハノイ市の中心ホアンキエム湖周辺をぶらつくことにしました。この日はお日柄がよいのか、たんに日曜日だったためか、いろいろなところで結婚式がありました。

　ホアンキエム湖のほとりに水上人形劇の劇場があり、まわりには水上人形劇の人形を売るおみやげ屋さんがたくさんあります。またこの周辺は靴屋さん、鞄屋さんなどもたくさんあります。

　ガイドブックに、カイシルクのお店がたくさんあるハンガイ通りに国営のデパートがあり、その5階にあるカフェは眺めがいいとあったので、国営デパートを探しましたが、そんなものはありませんでした。結局湖近くのビルの5階のCity View Cafeでベトナム・コーヒーを飲んで一休みしました。その後、水上人形劇の時刻やチケット代を確認して、ホテルに戻りました。

　ホテルに戻り荷造りをして、チェックアウト。荷物をホテルに預けて、近くの大衆的なレストランで昼食をとりました。食後少しあたりを散歩しました。

　13時半、バッチャン村の陶器屋さんの見学〜水上人形劇〜フランス料理ツアーに出発しました。

　バッチャン村はバッチャン焼きの陶器を製造・販売しているお店が集中しています。工房の一つを見学しました。すべて手作業で作っています。ひとしきり見学したあと、ハノイ市に戻り少し休憩します。また、City View Cafeでベトナム・コーヒーを飲んでいました。

　水上人形劇は17時からのものにしました。水上人形劇は、すだれの後ろの人形を操作する人も水に浸かって、人形を操作するものです。内容はベトナムの神話・民話をもとにした寸劇らしいですがよくわかりません。でも、人形の動きを見ているだけでも楽しいものです。水を効果的に使っています。もともとはハノイ名物だったようですが、最近ではホーチミン市でも上演しているようです。

　ベトナム最後の夜なので、奮発してフランス料理にしました。日本より安くおいしいものが食べれると思ったからです。しかし、これは失敗でした。確かに安いけど、でもそれほど安いわけではなく、さらに正直言ってあまりおいしくないというか、フランス料理っぽくなりませんでした（とくにソースが）。このお店だけなのか、ハノイ市がそうなのかはわかりません。ベトナムでフランス料理を楽しもうとしたら、ホーチミン市の方がいいかもしれません。

　食後、ホテルに戻り荷物を受け取ってからハノイ空港へ。チェックインをすませて中に入りましたが、搭乗ゲートがなかなか決まりませんでした。機材の到着が遅れたということで、でも一応当初の3番ゲートから30分遅れの0時35分に飛行機は出発しました。

　短い仮眠のあと、朝食です。和食と洋食から選べました。洋食にしました。洋食はチャーハン、和食はおかゆという違いでした。

　30分遅れで出発したのにもかかわらず、成田にはほぼ定刻に到着。受託荷物もすぐに出てきて、今回の旅行は無事に終了しました。

　出かけている間、日本は寒かったようで、出発したころにはかなり咲き出したサクラがまだ十分に持っていてくれました。

　ベトナムは今ちょうど、日本の1960年代のように高度経済成長のまっ只中のようです。だから、表面だけを見るととても「社会主義国」とは思えないような状況になっています。たとえば、拡大する貧富の差とか。また、南北に細長い国で、さらに一時「北」と「南」に国が分裂していたこともあると思いますが、“南”の人たち（ガイドさんは皆、南の人たちだった）の北の人たちに対する違和感みたいなものも感じました。

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ホテルの窓からの光景（ハノイ市）。	泊まったナムハイ１ホテル。こちら側の部屋にはベランダまでありますが、窓のない部屋もたくさんあります。泊まった部屋はこちら。	途中で見た市場。	ホアンキエム湖です。水が少し汚いのが残念。	水上人形劇専門の劇場です。
水上人形劇の人形。	こんな一等地にオリンパス・ショップが。どのような人たちが、デジタル一眼レフを買うのだろう。	ハンガイ通りでも結婚式。新婚旅行用のメルセデスはこちら。	バッチャン焼きの工房。ここは上薬をかけているところ。	壁に張り付いているのは、コークスを水で練って整形した燃料を乾かしているところです。
陶器やさんの前庭でベトナム将棋に興ずる人たち。横で見ている人の方が興奮していました。	美しい声で鳴く小鳥。ベトナムの人たちは小鳥のさえずりを楽しむようです。	バッチャン焼き屋を売っているお店の内部。	文字通りのスクランブル交差点。	水上人形劇の音楽団。
水上人形劇の一場面。	水上人形劇の一場面。宙返り。	水上人形劇の一場面。人形の指先までが動いています。	人形を操作していた人たち。	ビールはベトナムのビアハノイ。
エスカルゴ。	ハノイ空港のチェックイン・カウンター。	機内食（朝食）です。	地球影とビーナスの帯。フライト情報の背景はもちろんロータス（ハス）。飛行経路はこちら。	ベトナム航空VN954便（JALとの共同運航便）はボーイング777。座席配置は2-5-2でした。

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