パキスタン(4月3日)

 この日はスワート周辺のガンダーラ遺跡〜マラカンド峠〜タフティバイ〜ペシャワール。

 この日はガンダーラの遺跡巡りの日です。玄奘三蔵も訪れた地域のようです。この日も行程が長いので、7時半にはホテルを出ます。

 まずブトカラIの見学。6世紀〜8世紀の仏教寺院の跡です。大きなストーパ(仏塔)のまわりに、僧侶たちがたくさん暮らしていたようです。ついでブトカラIII。遺跡の規模はブトカラIよりも小さいのですが、保存状態のよいストーパが一つ残っています。ちなみにブトカラII(たぶん)はまだ未発掘だそうです。

 次にガレガイの磨崖仏の見学。こちらは道端にある磨崖仏です。磨崖仏の脇に階段があり、そこを登るとスワート渓谷の展望が得られます。渓谷といっても、非常に幅の広い明るい谷です。

 ギャラクシーというレストランでの昼食後、タフティバイの山岳仏教遺跡の見学。1世紀から7世紀頃の遺跡といわれています(入口の案内板には2世紀から5世紀とある)。保存状態がよく、それぞれの場所には案内板(漢字でも)があり、ここだどのような場所だったのかがはっきりわかります。ただし、このように漢字が間違っているものもあります。

 タフティバイを見学後、道はいったんスワート川から離れてマラカンド峠を越えペシャワールを目指します。夕暮れ時、ホテル近くの道端にはいちご屋さんがたくさん出ていました。正真正銘、露地栽培の完熟物でした。おいしい。

 この日は珍しく早く、19時頃にはホテル(パール コンチネンタル)に入りました。だが、部屋の状態(バスタブや騒音など)が悪く2回も部屋を変えることに。自動小銃を持ったガードマン付き(ある程度の街の立派なホテルではほかもそう)の立派なホテルなのですが…。

 大きな街の立派なホテルなので、一応ホテル内LANでWebにアクセスできました。この日の夜に、LANへのログインID&パスワードを取得しておきました。この報告はこちら

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ブトカラIのストーパ(仏塔)です。 ストーパの台座を飾るレリーフの首は博物館で展示されています。 ブトカラIIIのストーパ群。 ブトカラIIIのストーパです。 ガレガイの磨崖仏。
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磨崖仏からスワート川とスワート渓谷。 シャンカルダールの巨大なストーパ。前にいるのは山羊です。 可愛い子どもたちが集まってきます。シャンカルダールにて。 オート三輪タクシーまでこのように飾っています。 スワート渓谷でもこのように満艦飾のボンネットトラックが走っています。
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タフティバイに置かれている仏像です。端正な顔のアップはこちら 見学者を見学? タフティバイ遺跡最上部から下を見ています。 道端のイチゴ屋さん。イチゴのアップはこちら フンザ出身の現地(サブ)ガイドさんとおそろい、バルチット城Tシャツ。

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